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SQuBOK分類 :
紹介文 :
本発表では開発プロジェクトマネジメントに対する改善提案として、富士通のプロダクト開発部門における第三者検証活動を通して判明して来た一課題から考察し提案するものである。
筆者の所属する組織では富士通で製品を開発する事業部門から独立した第三者の立場として、製品開発のプロセスおよびマネジメントに着目した第三者検証活動(以降、開発プロジェクト審査)を2004年から実施し、富士通のソフトウェア製品の品質向上に貢献してきた。
近年の開発プロジェクト審査の指摘傾向としてプロジェクトマネジメントの問題が散見されてきた。これらの問題指摘について分析を進めた結果、原因の一つに開発計画策定時の品質施策立案に問題があるのではないかと考察した。この検証としてその後の開発プロジェクト審査で品質施策の運用状況を確認したところプロジェクトマネージャーの独自判断によるものが多いと分かった。
各プロジェクトがプロセスを整備する際に部門のQMSに準じているが、品質施策の粒度に関しては定義されていない。そのため今後の開発プロジェクト審査の中で、開発計画段階で品質施策の内容の妥当性を確認し、プロジェクトマネジメントの問題を是正していく。この活動を進めることでプロジェクトマネージャーが円滑にマネジメントできるよう支援し、プロジェクトマネジメントに貢献していく。
本発表では開発プロジェクトマネジメントに対する改善提案として、富士通のプロダクト開発部門における第三者検証活動を通して判明して来た一課題から考察し提案するものである。
筆者の所属する組織では富士通で製品を開発する事業部門から独立した第三者の立場として、製品開発のプロセスおよびマネジメントに着目した第三者検証活動(以降、開発プロジェクト審査)を2004年から実施し、富士通のソフトウェア製品の品質向上に貢献してきた。
近年の開発プロジェクト審査の指摘傾向としてプロジェクトマネジメントの問題が散見されてきた。これらの問題指摘について分析を進めた結果、原因の一つに開発計画策定時の品質施策立案に問題があるのではないかと考察した。この検証としてその後の開発プロジェクト審査で品質施策の運用状況を確認したところプロジェクトマネージャーの独自判断によるものが多いと分かった。
各プロジェクトがプロセスを整備する際に部門のQMSに準じているが、品質施策の粒度に関しては定義されていない。そのため今後の開発プロジェクト審査の中で、開発計画段階で品質施策の内容の妥当性を確認し、プロジェクトマネジメントの問題を是正していく。この活動を進めることでプロジェクトマネージャーが円滑にマネジメントできるよう支援し、プロジェクトマネジメントに貢献していく。
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SQuBOK分類 :
1.2.2 改善の考え方 、 2.3.2.3 ポストモーテム 、 2.3.2 ソフトウェアプロセス改善のためのマネジメント技法 、 2.12.1.2 プロジェクト&プログラムマネジメント(P2M) 、 2.19.2 プロセス品質の分析・評価
1.2.2 改善の考え方 、 2.3.2.3 ポストモーテム 、 2.3.2 ソフトウェアプロセス改善のためのマネジメント技法 、 2.12.1.2 プロジェクト&プログラムマネジメント(P2M) 、 2.19.2 プロセス品質の分析・評価
紹介文 :
プロジェクトの振り返り”活動結果を、他のプロジェクトでも活用し、反映させ展開することは、実際には難しいという問題がある。
本テーマは、この問題に焦点を当て、展開すべき振り返り結果の改善策(TRY)の納得感を高めるため、振り返り分析プロセスについて、観点シートで網羅的な成功点/問題点(KEEP/PROBLEM)を抽出し、QCD観点から他への展開の重要度が高い問題点を選定して、それを分析シートで真因分析するよう、手を加えることから始め、担当者だけでなく管理者や改善支援担当も含めた展開のための振り返りも行って、改善策の反映プロセスでの情報伝達・実践状況の実行支援の仕組みまでを一貫させて結合しようとする、組織改善に欠かせないプロセス基盤構築の研究である。
プロジェクトの振り返り”活動結果を、他のプロジェクトでも活用し、反映させ展開することは、実際には難しいという問題がある。
本テーマは、この問題に焦点を当て、展開すべき振り返り結果の改善策(TRY)の納得感を高めるため、振り返り分析プロセスについて、観点シートで網羅的な成功点/問題点(KEEP/PROBLEM)を抽出し、QCD観点から他への展開の重要度が高い問題点を選定して、それを分析シートで真因分析するよう、手を加えることから始め、担当者だけでなく管理者や改善支援担当も含めた展開のための振り返りも行って、改善策の反映プロセスでの情報伝達・実践状況の実行支援の仕組みまでを一貫させて結合しようとする、組織改善に欠かせないプロセス基盤構築の研究である。
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SQuBOK分類 :
1.2.2.1 PDCA 、 1.2.2 改善の考え方 、 2.5.1.2 ソフトウェア開発における監査 、 2.10.1.3 リスク識別 、 2.10.1.4 リスク分析 、 210.1.3
1.2.2.1 PDCA 、 1.2.2 改善の考え方 、 2.5.1.2 ソフトウェア開発における監査 、 2.10.1.3 リスク識別 、 2.10.1.4 リスク分析 、 210.1.3
紹介文 :
本研究は、開発プロジェクトが抽出した多数のリスクに対して、リスクを産む要因となるリスク事象ドライバーに着眼することで、品質部門がリスクの繋がりを分析(多変量解析によるモデル化)し、妥当性と網羅性の観点でレビューして、開発部門が見落とした可能性のあるリスクや軽減策を提案する、大変有用性の高い研究である。
本研究は、開発プロジェクトが抽出した多数のリスクに対して、リスクを産む要因となるリスク事象ドライバーに着眼することで、品質部門がリスクの繋がりを分析(多変量解析によるモデル化)し、妥当性と網羅性の観点でレビューして、開発部門が見落とした可能性のあるリスクや軽減策を提案する、大変有用性の高い研究である。