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SQuBOK分類 :
紹介文 :
レビュー会議において、時間通りに終わらない、軽微欠陥の検出に終始するなどの問題が発生し、参加者は効率よくレビューが行われていないと感じている。我々はこの問題が解決されない原因は以下の二つにあると考えた。
・レビュー会議の目的が曖昧になっている
・レビュー会議の実態を参加者が正確には把握していない
この二つの原因により、参加者はレビュー会議に不要な活動があり、効率よくレビューが行われていないと感じているのである。
そこで我々は、レビュー会議の目的が曖昧になっており、レビュー会議の実態を参加者が正確には把握していないことに起因する問題を解決する手法として、TMBRI(Time Measure Based Review Improvement)法を考えた。TMBRI法の特徴は下記の三つである。
(1) レビュー会議の参加者全員で、各々が持つレビュー会議の目的を共有する
(2) 発言内容毎の時間、発言者を可視化し、参加者全員で振り返る
(3) 振り返りにより、レビュー会議の主体的な改善を促す
TMBRI法の効果を検証するため、実際のレビュー会議に対して試行したところ、レビュー会議の目的が曖昧になっていることを参加者が認識することができ、レビュー会議の改善策を導出できることがわかった。
本報告では、TMBRI法を用いたレビュー会議の可視化により目的の曖昧さを明確にする手法について詳細を述べる。
レビュー会議において、時間通りに終わらない、軽微欠陥の検出に終始するなどの問題が発生し、参加者は効率よくレビューが行われていないと感じている。我々はこの問題が解決されない原因は以下の二つにあると考えた。
・レビュー会議の目的が曖昧になっている
・レビュー会議の実態を参加者が正確には把握していない
この二つの原因により、参加者はレビュー会議に不要な活動があり、効率よくレビューが行われていないと感じているのである。
そこで我々は、レビュー会議の目的が曖昧になっており、レビュー会議の実態を参加者が正確には把握していないことに起因する問題を解決する手法として、TMBRI(Time Measure Based Review Improvement)法を考えた。TMBRI法の特徴は下記の三つである。
(1) レビュー会議の参加者全員で、各々が持つレビュー会議の目的を共有する
(2) 発言内容毎の時間、発言者を可視化し、参加者全員で振り返る
(3) 振り返りにより、レビュー会議の主体的な改善を促す
TMBRI法の効果を検証するため、実際のレビュー会議に対して試行したところ、レビュー会議の目的が曖昧になっていることを参加者が認識することができ、レビュー会議の改善策を導出できることがわかった。
本報告では、TMBRI法を用いたレビュー会議の可視化により目的の曖昧さを明確にする手法について詳細を述べる。
ダウンロード数: 366回
SQuBOK分類 :
執筆者 :
田中 拓也 (㈱インテック)
紹介文 :
我々の所属部門は,エンタープライズ型システムインテグレーションを得意としお客さまに対しシステムの開発や保守をサービスとして提供している。
過去保守プロジェクトでお客さま業務の把握不足が原因の障害が多発したことがあった。
そこで、我々の所属部門はお客さま業務の全体像や現況の理解を保守業務担当者に促す目的で「保守業務確認会」を開始した。
このたびの「保守業務確認会」は、保守業務サービス品質底上げを行うことを目的に実施し、ドキュメント不備等に対して改善指導を行った。
保守業務担当者が所属するチームの改善のPDCAサイクルと所属部門の組織としてのPDCAサイクルを見直し、「保守業務確認会」のPDCAサイクルでの位置付けを明確にしたうえで「保守業務確認会」を実施した。
所属部門の組織特性に合った保守業務サービス品質の定義、「保守業務確認会」の事前処理と事後処理の手順整理,対面評価シートによる可視化といった実施上の工夫をした。
PDCAサイクルの明確化と実施上の工夫により保守業務担当者自身が改善すべき課題と所属部門として改善すべき課題が確実に解決できるようになった。
本発表は、保守業務サービス品質の向上を課題とする組織にとって参考となる取り組みの事例紹介といえる。
我々の所属部門は,エンタープライズ型システムインテグレーションを得意としお客さまに対しシステムの開発や保守をサービスとして提供している。
過去保守プロジェクトでお客さま業務の把握不足が原因の障害が多発したことがあった。
そこで、我々の所属部門はお客さま業務の全体像や現況の理解を保守業務担当者に促す目的で「保守業務確認会」を開始した。
このたびの「保守業務確認会」は、保守業務サービス品質底上げを行うことを目的に実施し、ドキュメント不備等に対して改善指導を行った。
保守業務担当者が所属するチームの改善のPDCAサイクルと所属部門の組織としてのPDCAサイクルを見直し、「保守業務確認会」のPDCAサイクルでの位置付けを明確にしたうえで「保守業務確認会」を実施した。
所属部門の組織特性に合った保守業務サービス品質の定義、「保守業務確認会」の事前処理と事後処理の手順整理,対面評価シートによる可視化といった実施上の工夫をした。
PDCAサイクルの明確化と実施上の工夫により保守業務担当者自身が改善すべき課題と所属部門として改善すべき課題が確実に解決できるようになった。
本発表は、保守業務サービス品質の向上を課題とする組織にとって参考となる取り組みの事例紹介といえる。