これまでのシンポジウム
過去の受賞者
各Awardについて
ソフトウェア品質シンポジウムでは、一般発表(経験論文/経験発表)の中で内容の優れた発表に対し、
- SQiP Best Paper/Report Effective Award
- SQiP Best Paper/Report Future Award
- SQiP Best Presentation Award
※ 2013年度改訂
2013年度から
SQiP Best Paper/Report Effective Award
実践的で、現場で品質向上にすぐに役立つもの(審査委員会で選定)
SQiP Best Paper/Report Future Award
将来役に立つ可能性を秘めているもの(審査委員会で選定)
SQiP Best Presentation Award
もっとも分かりやすく、効果的なもの(2013年度から新設、参加者の投票により選定)
2012年度以前
SQiP Effective Award
実践的で、現場で品質向上にすぐに役立つ発表SQiP Future Award
将来役に立つ可能性を秘めた発表SQiP Review Committee Award
査読委員賞。審査委員が「有用性」「信頼性」「構成と読みやすさ」の
3つの視点から総合的に判断し、優れた報文を選定。
参加者の投票により「SQiP Effective Award」「SQiP Future Award」を選定し表彰。
受賞者の声・上司の声
受賞者の声
「ソフトウェア開発の現場で役立つものを生み出したい」という想いからメンバー間で議論を進めてきた結果が受賞に繋がり、大変光栄に思います。今回、アジャイル開発における品質チェック方法について発表しましたが、この発表が世のアジャイル開発のプロジェクトの品質向上に少しでも貢献できれば嬉しく思います。
ソフトウェア品質シンポジウムをマイルストーンとすることで、議論の結果を発表という形にまとめることができ、また、査読者の皆様や発表を聞いていただいた皆様からさまざまなフィードバックを頂戴することができ、研究を進める上でとても有益でした。また、社内外にこの研究の取り組みや成果を知っていただけたことも大きな収穫でした。今回の受賞を励みに、今後もソフトウェア品質の改善に貢献できる研究を続けていきたいと思います。
上司の声
谷﨑さん、および、共著者の皆さん、この度はSQiP Best Report Effective Awardの受賞おめでとうございます!社内で私や谷﨑さんが所属する部門は、いわゆる「研究開発」部門なのですが、本業としては製品開発をしており、ともすると、これに一辺倒になりがちです。そんな中、谷﨑さんは、自身の本業を客観的に分析・評価し、さらにそれを汎化して業界貢献へつなげる活動を継続的に実践し、表彰に値する成果まで昇華させてくれました。まさに企業における研究者のロールモデルを社内外へ示してくれていて、大変誇りに思います。
研究活動は継続・改善の連続だと認識しています。当該研究も、提案手法の検証として、まずは過去案件への後追い適用による実験をしていますが、次は新規案件への適用等、まだまだやるべきことがあるかと思います。私もそのための支援をしっかりしていく所存ですので、ぜひ今後とも、研究活動を継続していくことを期待しています。
過去の受賞者
2023年度
STAMP/STPAとイベントシーケンス図を用いた複数コントローラが協調するシステムにおけるハザード対策の検討支援手法の提案
髙附 翔馬 氏 | 宇宙航空研究開発機構 |
梅田 浩貴 氏 | 〃 |
植田 泰士 氏 | 〃 |
片平 真史 氏 | 〃 |
森崎 修司 氏 | 名古屋大学 |
小規模ソフトウェア開発における品質・生産性向上のための定量分析
齊藤 拓也 氏 | 日本電気株式会社 |
上野 拓也 氏 | 〃 |
谷口 修 氏 | 〃 |
守屋 整 氏 | 〃 |
野中 誠 氏 | 東洋大学 |
ワークフローモデルの構築によるAI推論フローの処理割当て手法の提案
伊藤 弘毅 氏 | 三菱電機株式会社 |
ロングテイルな分布の入力を扱う機械学習システムに対するテスト設計手法の提案
松尾 正裕 氏 | パナソニックITS株式会社 |
後藤 優斗 氏 | コニカミノルタ株式会社 |
利用時の品質モデルを活用した品質保証プロセスの提案と実践
西村 和也 氏 | 富士通株式会社 |
岡 光 氏 | 〃 |
多田 勝之 氏 | 〃 |
MDAツールによるソフトウェア品質保証
平井 宣 氏 | 株式会社IHIエスキューブ ES事業部 |
2022年度
物理解析ソフトウェアのテスト手法の検討
-Search-based testing およびMetamorphic testingによるアプローチ-
小川 哲生 氏 | 株式会社JSOL |
石川 冬樹 氏 | 国立情報学研究所 |
徳本 晋 氏 | 富士通株式会社 |
栗田 太郎 氏 | ソニー株式会社 |
リスクベースアプローチの変更実現による安定したITサービスの提供
石島 克彦 氏 | オリックス生命保険株式会社 |
ソフトウェアパッケージに対する品質評価手法の提案とシステム適用事例紹介
倉原 瑤子 氏 | 株式会社日立製作所 |
野口 義弘 氏 | 〃 |
高久 欣丈 氏 | 〃 |
ステークホルダーのアクションと関心事に着目したレビュー観点導出手法~今日からあなたも上級レビューア!『SAKE』の提案~
茂木 郷志 氏 | パナソニックITS株式会社 |
樋口 雄基 氏 | 三菱プレシジョン株式会社 |
宇根 勲 氏 | SCSK株式会社 |
濱田 航一 氏 | IDEC株式会社 |
蜂須賀 夏子 氏 | 株式会社オージス総研 |
村田 健二 氏 | 三菱総研DCS株式会社 |
児玉 敬 氏 | 旭化成株式会社 |
暗黙的になりがちな開発仕様パターンを活用してモデルベーステストを改善する
蛭田 恭章 氏 | 株式会社ベリサーブ |
須原 秀敏 氏 | 〃 |
藤田 真広 氏 | 〃 |
西 康晴 氏 | 国立大学法人電気通信大学 |
サービス特性観点でのサービス品質指標の明確化およびサービス品質の見える化
伊藤 功 氏 | 株式会社日立システムズ |
赤木 勝由 氏 | 〃 |
青木 大和 氏 | 〃 |
大村 憲男 氏 | 〃 |
吉藤 淳治 氏 | 〃 |
村上 薫 氏 | 〃 |
2021年度
プラットフォーム構築プロジェクトを対象とした品質管理指標の分析
谷口 修 氏 | 日本電気株式会社 |
上野 拓也 氏 | 〃 |
守屋 整 氏 | 〃 |
野中 誠 氏 | 東洋大学 |
アジャイル開発における欠陥検出のフロントローディングのための品質チェック方法の提案
谷﨑 浩一 氏 | 株式会社ベリサーブ |
田上 諭 氏 | 〃 |
森 龍二 氏 | 〃 |
蛭田 恭章 氏 | 〃 |
森崎 修司 氏 | 名古屋大学 |
メタモデルによる設計情報定義とマルチビューを活用したトレーサビリティ記録方式の提案
西村 隆 氏 | 株式会社デンソークリエイト |
山路 厚 氏 | 〃 |
伊藤 善博 氏 | 〃 |
原 健三 氏 | 〃 |
ニューロンカバレッジ技法を用いたAIモデル特性分析によるテスト十分性向上施策
中川 純貴 氏 | 株式会社日立製作所 |
DRBFMにおける一人HAZOPの活用方法の提案
柏原 一雄 氏 | 株式会社デンソークリエイト |
藤田 亮太 氏 | 〃 |
周 廣有 氏 | 〃 |
鈴木 淳 氏 | 〃 |
2020年度
自然言語処理による情報検索を用いた故障発想支援の提案
波平 晃佑 氏 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
梅田 浩貴 氏 | 〃 |
大久保 梨思子 氏 | 〃 |
植田 泰士 氏 | 〃 |
片平 真史 氏 | 〃 |
森崎 修司 氏 | 名古屋大学 |
天笠 俊之 氏 | 筑波大学 |
ナレッジスタッフを中心としたニーズ駆動知識共有アプローチの提案
~ドメイン知識の共有を阻害する問題の解決~
新留 光治 氏 | 株式会社デンソークリエイト |
柏原 一雄 氏 | 〃 |
藤田 亮太 氏 | 〃 |
熊谷 憲治 氏 | 〃 |
探索的テストを対象とする機械学習(SOM)を利用した進行中プロジェクトにおける探索箇所推定手法「FaRSeT-# / ファルセットシャープ」の提案
喜多 義弘 氏 | 長崎県立大学 |
上田 和樹 氏 | 日本ナレッジ株式会社 |
櫻井 清敬 氏 | 〃 |
該当なし
コード行数を用いない品質分析技術と開発速度を落とさない品質管理手法の提案
熊谷 尚俊 氏 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ |
熊川 一平 氏 | 〃 |
2019年度
派生開発におけるテスト漏れを防止する
Difference Statement Coverage分析法の提案
柏原 一雄 氏 | 株式会社デンソークリエイト |
白井 正人 氏 | 〃 |
小嶋 秀和 氏 | 〃 |
都築 功 氏 | 〃 |
新留 光治 氏 | 〃 |
村上 雅哉 氏 | 〃 |
SONAR Testing 効率と客観性を両立した新たなテスト手法
熊川 一平 氏 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ |
峯尾 彩 氏 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・フロンティア |
丹野 治門 氏 | 日本電信電話株式会社 |
切貫 弘之 氏 | 〃 |
倉林 利行 氏 | 〃 |
レビュー支援システムを用いた改修起因事故の低減
武井 良太 氏 | 株式会社日立製作所 |
梯 雅人 氏 | 〃 |
高久 欣丈 氏 | 〃 |
リスクシナリオに繋がるコンテキスト情報を抽出するレビューメタモデルの提案
梅田 浩貴 氏 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
波平 晃佑 氏 | 〃 |
植田 泰士 氏 | 〃 |
片平 真史 氏 | 〃 |
森崎 修司 氏 | 名古屋大学 |
視線検知技術を活用したUX評価の取り組み
~可視化された視線データに基づく問題分析・改善提案により製品開発を促進~
杉木 幸洋 氏 | 富士通株式会社 |
宮下 直也 氏 | 〃 |
神野 昌和 氏 | 〃 |
百足 勇人 氏 | 〃 |
基盤構築プロジェクトにおける定量的品質評価方法の提案
藤井 俊久氏 | 株式会社日立ソリューションズ |
川合 大之 氏 | 〃 |
金倉 克行 氏 | 〃 |
土屋 裕 氏 | 〃 |
小笠原 毅 氏 | 〃 |
紀野 佑太朗 氏 | 〃 |
奥村 一郎 氏 | 〃 |
長岡 智子 氏 | 〃 |
2018年度
欠陥混入メカニズムの知識を活用したDRBFMの提案
柏原 一雄 氏 | 株式会社デンソークリエイト |
新留 光治 氏 | 〃 |
藤田 亮太 氏 | 〃 |
周 廣有 氏 | 〃 |
小林 展英 氏 | 〃 |
竹下 千晶 氏 | 〃 |
林 香織 氏 | 〃 |
マルチベンダー構成システムの信頼性向上を目的とした
フェールセーフ設計に対する点検手法
~HAZOPを活用した例外事象を含む応答のモデル化~
相澤 孝一 氏 | 富士通株式会社 |
杉下 雄一 氏 | 〃 |
内藤 久志 氏 | 〃 |
GSN及びESDモデルを用いたソフトウェアFMEAの提案
梅田 浩貴 氏 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
波平 晃佑 氏 | 〃 |
祖川 和弘 氏 | 〃 |
植田 泰士 氏 | 〃 |
片平 真史 氏 | 〃 |
アジャイル開発における利用者価値が高いソフトウェアのリリーススピード向上に向けた取組み
酒井 響平 氏 | 富士通株式会社 |
太田 勝久 氏 | 〃 |
小松実智代 氏 | 〃 |
高木 啓 氏 | 〃 |
森野 盛人 氏 | 〃 |
大脇 斉 氏 | 〃 |
UIテストの所要時間を10分の1に短縮する取り組み
~ラズベリーパイのクラスターで並列実行~
折田 武己 氏 | レバテック株式会社 |
作成者の認知バイアスに着目したレビュー手法の提案
湯川 健 氏 | ソーバル株式会社 |
小林 享 氏 | カルソニックカンセイ株式会社 |
櫻井 瑞穂 氏 | テックスエンジソリューショズ株式会社 |
久禮 尚 氏 | 株式会社インテック |
原田 和典 氏 | 東京海上日動システムズ株式会社 |
2017年度
統合テストにおいて影響範囲に対するテスト漏れを防止する
「影響波及パス分析法」の提案
柏原 一雄 氏 | 株式会社デンソークリエイト |
村上 雅哉 氏 | 〃 |
小嶋 秀和 氏 | 〃 |
都築 功 氏 | 〃 |
Session Based Test Managementによる探索的テストの実践
熊川 一平 氏 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ |
ヒューマンエラーによる失敗・事故の分析手法の提案
海老澤 竜 氏 | 株式会社日立製作所 |
内田 吉宣 氏 | 〃 |
派生開発での時間効率性劣化を変更要求から検出する方法
中村奈津子 氏 | 日本電子株式会社 |
島崎 稔史 氏 | 株式会社インテック |
小笠原 勝 氏 | GE ヘルスケア・ジャパン株式会社 |
中島 秀人 氏 | 東京海上日動システムズ株式会社 |
中村 直人 氏 | 矢崎総業株式会社 |
要因組み合わせによる大量のテスト項目実施における障害の早期検出および工数削減の取り組み
百足 勇人 氏 | 富士通株式会社 |
紅林 竜也 氏 | 〃 |
神野 昌和 氏 | 〃 |
レビュー会議の可視化により目的の曖昧さを明確にする手法の提案
西澤 賢一 氏 | GEヘルスケア・ジャパン株式会社 |
竹森 和哉 氏 | 株式会社モバイルインターネットテクノロジー |
田中 拓也 氏 | 株式会社インテック |
中山 匡 氏 | 株式会社東光高岳 |
湯川 健 氏 | ソーバル株式会社 |