ユーザー企業におけるブレンド型学習を通じた品質教育の取り組み
ソフトウェア品質シンポジウム2022(2022年)
当社では、近年の業績拡大に伴いシステム開発の件数や規模が拡大傾向となっており、規模の拡大と品質確保の両立が継続的な課題となっている。
そこで、品質保証部門が主体となり、ウォータフォール型の開発を前提とした工程完了判定の導入や、保守フェーズでの発生障害に対する根本原因分析と再発防止策などを実施し、効果を上げてきた。
しかし、ゲートキーパー的な品質保証だけでは、後手の対応となり、手戻りも多い。このため、作り込みの段階から品質を確保していくことが全体の品質向上には欠かせないと考え、システム担当部門全体がソフトウェア品質に対する理解を深め、上流工程から積極的に品質確保に取り組めるよう、社員に対する品質教育を行ってきた。
特にコロナ下であったこと踏まえ、時間と場所に縛られない学習手段の提供やオンラインによる事前学習と対面でのハンズオンを組み合わせるなど、効率的な学習で理解を深める方法を考えながら意識して取り組んだ。
私たちと同じような課題や制約を抱えている参加者に対して、品質教育の取り組みの狙いや、工夫したポイント、苦労した内容および、見込んでいる導入効果を説明する。
尚、発表者の発言内容は、個人の見解に基づくものであり、所属する組織の公式見解ではありません。
そこで、品質保証部門が主体となり、ウォータフォール型の開発を前提とした工程完了判定の導入や、保守フェーズでの発生障害に対する根本原因分析と再発防止策などを実施し、効果を上げてきた。
しかし、ゲートキーパー的な品質保証だけでは、後手の対応となり、手戻りも多い。このため、作り込みの段階から品質を確保していくことが全体の品質向上には欠かせないと考え、システム担当部門全体がソフトウェア品質に対する理解を深め、上流工程から積極的に品質確保に取り組めるよう、社員に対する品質教育を行ってきた。
特にコロナ下であったこと踏まえ、時間と場所に縛られない学習手段の提供やオンラインによる事前学習と対面でのハンズオンを組み合わせるなど、効率的な学習で理解を深める方法を考えながら意識して取り組んだ。
私たちと同じような課題や制約を抱えている参加者に対して、品質教育の取り組みの狙いや、工夫したポイント、苦労した内容および、見込んでいる導入効果を説明する。
尚、発表者の発言内容は、個人の見解に基づくものであり、所属する組織の公式見解ではありません。