SQiPさまざまな取り組みから得られた成果を一般公開しています。
ソフトウェア品質管理にお役立てください。

ODC分析実践の2つの壁を乗越える取り組み

ソフトウェア品質シンポジウム2022(2022年)

開発現場で現状品質をどう捉えるか、悩みを持たれている方は多いと思う。バグ分析の一手法であるODC分析が非常に役に立つので、ODC研究会では、ODC分析を広めため基礎的な活動を行ってきた。しかし、ODC分析を現場に展開しようとしている人、やってみて悩んでいる人から、「思うようにうまくいかない」という声を聞いている。このことを打破しようと昨年、実践的ワークショップを行った。
そこには2つの壁がある。1つは分類を正しく行うこと、2つ目はどう分析するかである。
それらを乗り越えるために行ったこととは、実際のバグ情報を使うこと。経験者と議論すること。分類と分析を繰り返すことです。
これらを実際どう行ったか、どんなことが分析分類のコツだったのか、そしてどんな成果があったか、を発表します。