演習コースⅣ 「セーフティ&セキュリティ」活動報告
ソフトウェア品質管理研究会 演習コースⅣ「セーフティ&セキュリティ」(2023年)
執筆者:
伊達 大輝(オムロン) 、倉田 優輝(日立ソリューションズ・クリエイト) 、堤 智也(TIS) 、大谷 雅和(デンソークリエイト) 、安樂 啓之(インフォテック) 、杜 馨瓏(コニカミノルタ) 、水野 浩之(東芝) 、浜田 泰之(TIS) 、草彅 明彦(ダイニチ工業)主査:
金子 朋子
セーフティ・セキュリティの重要性が日々高まる中,我々が抱える業務課題解決に対するアプローチとして,STAMP/STPA,CAST,FTA,ATA 等の各種分析手法を学習した.しかし,実務レベルでの分析を行うためには座学だけでは不十分だと認識した.そこで,各種分析手法を体得するため,業務課題に近い事例を分析した.その結果,課題解決への道筋と継続して必要な取り組みがわかった.さらに各自の理解を深めるため,得られた知見・結果等を共有した.本稿では,各自の取り組みと,そのうち Web システムのセキュリティ要件分析,およびネットワーク機器撤去時の作業リスク抽出について STAMP/STPA を用いて行った結果を報告する.