SQiPさまざまな取り組みから得られた成果を一般公開しています。
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PoC貧乏になる原因と対策の研究

ソフトウェア品質管理研究会 研究コース5「人工知能とソフトウェア品質」(2022年)

主査:

石川 冬樹

副主査:

栗田 太郎徳本 晋
AIやIoTなどの未知の新技術・新システムの導入を検討する際のPoCについて,PoC経験者からアンケートを取り,PoCの成功と失敗の要因を洗い出した.そして,その結果よりPoCを成功させ,本導入に繋げるための要因,失敗に終わってしまう要因とその対策について分析した.そこで,PoC成功のためには,事前の技術課題の調査をしておくこと,顧客上層部と狙いや目的を合意し,課題設定を実現可能な範囲で設定しておくこと,検証をクリアしたら本導入に入る契約やKPIを事前に結んでおくことが重要であるという結論に達した.