創造的ソフトウェア開発技法の研究
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SQuBOK分類 :
1.1.1 品質の定義(品質の考え方の変遷) 、 1.3.4 システム及びソフトウェア評価の考え方 、 2.14 要求分析のマネジメント 、 2.19.1 プロダクト品質の分析・評価 、 3.5 要求分析の技法
1.1.1 品質の定義(品質の考え方の変遷) 、 1.3.4 システム及びソフトウェア評価の考え方 、 2.14 要求分析のマネジメント 、 2.19.1 プロダクト品質の分析・評価 、 3.5 要求分析の技法
発表場所 : SQiP研究会
主査 : 大島 義一(デジタルコンテンツ協会)
副主査 : 干川 正幸(ユー・エス・イー) 、村松 充雄(NTTデータ)
執筆者 : 大須賀 敏彦(NTTコムウェア) 、神谷 造(NTTコムウェア) 、坂口 賢一(ユー・エス・イー) 、佐賀 桂(アドイン研究所) 、鈴木 三紀夫 (TIS) 、東条 宏(TIS) 、日比野 昌司(山武ビルシステム) 、藤村 紫一郎(NTTソフトウェア) 、村岡 政海(NTTコムウェア) 、山本 拓雄(日本タイムシェア) 、湯川 洋一郎(NTTデータ)
副主査 : 干川 正幸(ユー・エス・イー) 、村松 充雄(NTTデータ)
執筆者 : 大須賀 敏彦(NTTコムウェア) 、神谷 造(NTTコムウェア) 、坂口 賢一(ユー・エス・イー) 、佐賀 桂(アドイン研究所) 、鈴木 三紀夫 (TIS) 、東条 宏(TIS) 、日比野 昌司(山武ビルシステム) 、藤村 紫一郎(NTTソフトウェア) 、村岡 政海(NTTコムウェア) 、山本 拓雄(日本タイムシェア) 、湯川 洋一郎(NTTデータ)
紹介文 :
2001年時点での「創造的なシステム開発」の方法(=情報システムにおける要求分析の方法)について述べている。論点は、情報システム発注者の「欲しいもの」だけでなく、発注者の先にいる利用者の「欲しいはずのもの」までを捕えるというところにある。この考え方は、2013年時点では当たり前になっているが、実現の度合いから言うと難しい問題として残っている。
2001年時点での「創造的なシステム開発」の方法(=情報システムにおける要求分析の方法)について述べている。論点は、情報システム発注者の「欲しいもの」だけでなく、発注者の先にいる利用者の「欲しいはずのもの」までを捕えるというところにある。この考え方は、2013年時点では当たり前になっているが、実現の度合いから言うと難しい問題として残っている。
概要 :
第一分科会では、創造的ソフトウェア開発技法の研究として、これまでにシステム開発における創造性を「欲しい(はずの)内容(注)(What)」「使い方(Use)」「作り方(How)」に分類しプロセスのモデリングを行ってきた。これまで創造的システム開発事例の調査分析を行い、目的を拡大する展開方法を考案し、さらに発展させ目的・機能をベースとした要素展開手法として検討した。創造性を効果的に発揮・追求するための方法論の探求を通じて創造的ソフトウェア開発技法の体系化を試みてきた。
今年度はこれまでの創造的ソフトウェア開発の研究の結果、核であることに着目した「欲しい(はずの)内容」に検討を注力した。先ずソフトウェア開発における「欲しい(はずの)内容」は何かを検討し明確化した。次に「欲しい(はずの)内容」が発生するプロセスを分析し、発生メカニズムのモデル化を行った。更に、これと生命活動の3要素、すなわち動機・資源・スキルとのかかわりを考察した。これらの検討を元に「欲しい(はずの)内容」を人為的に顕在化させることを可能にするモデルを提案した。
注 「欲しい(はずの)内容」は「欲しい内容」と「欲しいはずの内容」の2つの内容を含む。それぞれを特に区別して取り扱う場合を除きこのように表記する。
第一分科会では、創造的ソフトウェア開発技法の研究として、これまでにシステム開発における創造性を「欲しい(はずの)内容(注)(What)」「使い方(Use)」「作り方(How)」に分類しプロセスのモデリングを行ってきた。これまで創造的システム開発事例の調査分析を行い、目的を拡大する展開方法を考案し、さらに発展させ目的・機能をベースとした要素展開手法として検討した。創造性を効果的に発揮・追求するための方法論の探求を通じて創造的ソフトウェア開発技法の体系化を試みてきた。
今年度はこれまでの創造的ソフトウェア開発の研究の結果、核であることに着目した「欲しい(はずの)内容」に検討を注力した。先ずソフトウェア開発における「欲しい(はずの)内容」は何かを検討し明確化した。次に「欲しい(はずの)内容」が発生するプロセスを分析し、発生メカニズムのモデル化を行った。更に、これと生命活動の3要素、すなわち動機・資源・スキルとのかかわりを考察した。これらの検討を元に「欲しい(はずの)内容」を人為的に顕在化させることを可能にするモデルを提案した。
注 「欲しい(はずの)内容」は「欲しい内容」と「欲しいはずの内容」の2つの内容を含む。それぞれを特に区別して取り扱う場合を除きこのように表記する。