伝わるコミュニケーション-理解基盤の構築のために-
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SQuBOK分類 :
発表場所 : SQiP研究会
主査 : 早川 勲 (アズビル)
副主査 : 板倉 稔(イネーブル・ツリー)
執筆者 : 浪越 秀明(リンクレア) 、部田 裕介(リンクレア) 、三枝 智(アンリツエンジニアリング) 、中山 貴義(インテック)
副主査 : 板倉 稔(イネーブル・ツリー)
執筆者 : 浪越 秀明(リンクレア) 、部田 裕介(リンクレア) 、三枝 智(アンリツエンジニアリング) 、中山 貴義(インテック)
紹介文 :
発注者と協調した要求獲得、要求仕様記述において重要となる、コミュニケーション、その基盤、要求仕様定義と文書記述の方法についての課題を明らかにしたうえで、その具体的な解決手段について示しています。立場が異なる人びとが関わる要求獲得、「伝わるコミュニケーション」に悩んでいる人にとって、課題を解決していくための検討のきっかけの一つになるでしょう。
発注者と協調した要求獲得、要求仕様記述において重要となる、コミュニケーション、その基盤、要求仕様定義と文書記述の方法についての課題を明らかにしたうえで、その具体的な解決手段について示しています。立場が異なる人びとが関わる要求獲得、「伝わるコミュニケーション」に悩んでいる人にとって、課題を解決していくための検討のきっかけの一つになるでしょう。
概要 :
要求の漏れや認識の齟齬は、発注者と受注者の間のコミュニケーションで物事が相手に正しく伝わらないことが原因のひとつである。要求定義の構造を分析した結果、業務知識、システム知識、顧客文化などの知識を、発注者と受注者が共有していない場合、相手に物事を正しく伝えることが難しいことがわかった。そこで我々は、文章でのコミュニケーションに着目し、正しく伝わらない事例を分析し、その原因と対策を検討した。
要求の漏れや認識の齟齬は、発注者と受注者の間のコミュニケーションで物事が相手に正しく伝わらないことが原因のひとつである。要求定義の構造を分析した結果、業務知識、システム知識、顧客文化などの知識を、発注者と受注者が共有していない場合、相手に物事を正しく伝えることが難しいことがわかった。そこで我々は、文章でのコミュニケーションに着目し、正しく伝わらない事例を分析し、その原因と対策を検討した。