派生開発にXDDPを導入する際の障壁とその解消に向けたアプローチ
ソフトウェア品質管理研究会 第6分科会「派生開発」(2009年)
執筆者:
中沢 光介(クレスコ) 、中間 義人(富士ゼロックス) 、南部 妙水(アンリツエンジニアリング) 、市川 哲也(アドバンテスト) 、石塚 弘機(三菱電機コントロールソフトウェア) 、秋山 友秀(キヤノンソフトウェア) 、長友 優治(ベリサーブ) 、鵜飼 智徳(日立システムアンドサービス)主査:
足立 久美(デンソー)副主査:
奈良 隆正(NARAコンサルティング)アドバイザ:
清水 吉男(システムクリエイツ)
XDDPは、派生開発に特化した開発プロセスであり、要求仕様からソースコードの変更までの範囲を扱う。一般に、プロセスは個人の習慣や組織の慣習になっているため、XDDPの導入の際にそれまでの慣習が障壁になる。本報告書は、「XDDPの導入障壁」を最初に扱ったもので、障壁の種類や背景について整理されており、さらにいくつかの障壁について克服のヒントを提示している。
ここから、XDDPに取り組む際にはどのような障壁が生じるか、またその克服方法を考えるヒントが得られるだろう。
ここから、XDDPに取り組む際にはどのような障壁が生じるか、またその克服方法を考えるヒントが得られるだろう。
概要:
近年,XDDP(eXtreme Derivative Development Process)が派生開発のQCD(Quality, Cost and Delivery)を向上させる有効なプロセスであることが認識されるようになってきた。しかしながら,既存の開発プロセスを持つ組織にXDDPを導入する場合には,プロセスの差異から少なからず困難が生じる。この論文では,我々が実際の組織に対してXDDPの導入を試みた際に生じた「障壁」とその対策を紹介する。さらに,一部の対策についてはその効果と考察についても言及する。