ナレッジスタッフを中心としたニーズ駆動知識共有アプローチの提案
~ドメイン知識の共有を阻害する問題の解決~
ダウンロード数: 300回
SQuBOK分類 :
年度 : 2020年
発表場所 : ソフトウェア品質シンポジウム2020
紹介文 :
ドメイン知識の共有は多くのチームで重要な課題となっている。我々のプロジェクトでも 以下の状況が
見受けられ ドメイン知識が共有できている状態にする必要があった。
・情報を見つけるのに時間がかかった
・見ていた情報が誤っていた
・知らない情報があり失敗した
・同じような質問を何度もされ回答が面倒
分析の結果、ドメイン知識を共有する活動を継続的に行うためには 以下の 問題を解決する必要があると考えた。
・知識提供者には、知識利用者から必要とされるドメイン知識がわからない
・知識提供者には、ナレッジ DB へのドメイン知識の登録を妨げる 時間 的 制約 と 心理的障壁がある
本研究では知識共有を妨げる問題を解決するために 先行研究を参考に、知識共有を妨げる要因を解消できる「ナレッジスタッフを中心としたニーズ駆動知識共有アプローチ」を考案した ま た 考案したアプローチをもとに、ドメイン知識共有システム を 構築 し た
構築したシステムを 1 年間運用し Wiki が継続的に更新・参照され 知識利用者から必要とされるドメイン知識が Wiki に登録され続ける状態が維持できることを確認した。
考案したアプローチとシステムにより ドメイン知識を共有する活動が継続し ソフトウェア開発の効率
向上と品質安定化に繋がる効果が期待できる
ドメイン知識の共有は多くのチームで重要な課題となっている。我々のプロジェクトでも 以下の状況が
見受けられ ドメイン知識が共有できている状態にする必要があった。
・情報を見つけるのに時間がかかった
・見ていた情報が誤っていた
・知らない情報があり失敗した
・同じような質問を何度もされ回答が面倒
分析の結果、ドメイン知識を共有する活動を継続的に行うためには 以下の 問題を解決する必要があると考えた。
・知識提供者には、知識利用者から必要とされるドメイン知識がわからない
・知識提供者には、ナレッジ DB へのドメイン知識の登録を妨げる 時間 的 制約 と 心理的障壁がある
本研究では知識共有を妨げる問題を解決するために 先行研究を参考に、知識共有を妨げる要因を解消できる「ナレッジスタッフを中心としたニーズ駆動知識共有アプローチ」を考案した ま た 考案したアプローチをもとに、ドメイン知識共有システム を 構築 し た
構築したシステムを 1 年間運用し Wiki が継続的に更新・参照され 知識利用者から必要とされるドメイン知識が Wiki に登録され続ける状態が維持できることを確認した。
考案したアプローチとシステムにより ドメイン知識を共有する活動が継続し ソフトウェア開発の効率
向上と品質安定化に繋がる効果が期待できる