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WEB システムにおける画面遷移図表表記法の提案と効果的なテストケースの作成

ソフトウェア品質管理研究会 第5分科会「ソフトウェアテスト」(2008年)

WEBシステムの状態遷移テストに特化した新しいテスト手法を考案した論文です。画面や、WEBならではのセッション管理、また、セキュリティ等々をどのようにモデル化し、テストケースにしていくか、実際に、ツールも開発し検証が行われています。
本論文は、5WCSQで報告されています。

概要:

昨今のITシステムでは、アーキテクチャにWEB技術を用いられることが多くなり、より柔軟なシステムの構築が可能となってきた。反面、操作性や利便性の向上によるユーザーインターフェースの複雑化、WEB技術特有の制約事項などから、以前に比べて画面を遷移する条件が複雑化しテスト設計に高いスキルが必要となってきた。そこで本研究では、テスト技術者が一般的な設計書を用いてテスト設計することを前提に、WEB技術の特徴を考慮した画面遷移図と表の表記法を提供する。さらに、その図表を使って効果的なテストケースを抽出する方法を提案し、実験を行った。実験では、架空のWEBサイトを用意し、提案する表記法を使った画面遷移図表の作成と、効果的なテストケースを抽出するロジックを実装したツールを作成し、我々が提案する表記法とツールの有効性を検証した。