SONAR Testing 効率と客観性を両立した新たなテスト手法
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SQuBOK分類 :
年度 : 2019年
発表場所 : ソフトウェア品質シンポジウム2019
紹介文 :
ビジネスの変化が急速に進む現代では、システム開発の工期短縮が強く求められている。
システム開発においてテストが要する工数は5割を超えるとも言われており、テストプロセスの改善は急務である。
多くの開発現場では、未だにスクリプトテストが主流であり、テストケース表などのドキュメント作成に必要な工数が重い負担となっている。
一方、探索的テストは、欠陥摘出効率の高いテスト技法として知られているが、スクリプトテストと異なり、テストケース表などのテストの詳細な内容を示したドキュメントを作成しないため、第三者に対してテストの十分性を説明することが難しい。
そこで我々は、探索的テストを応用した新たなテスト手法「SONAR Testing」を開発した。
SONAR Testingはテスト観点をベースとしたテストチャーターを用いることで、観点に対して網羅的なテストを計画できる。
また、テスターの行動を、画面遷移図やシーケンス図といったモデルに変換・可視化するツールを作ることで、レビューを通じて観点に対して十分なテストが実施されたかを確認できる。
本発表では、SONAR Testingの思想や運用方法、作成したツールの概要、および試行適用の結果を報告する。
ビジネスの変化が急速に進む現代では、システム開発の工期短縮が強く求められている。
システム開発においてテストが要する工数は5割を超えるとも言われており、テストプロセスの改善は急務である。
多くの開発現場では、未だにスクリプトテストが主流であり、テストケース表などのドキュメント作成に必要な工数が重い負担となっている。
一方、探索的テストは、欠陥摘出効率の高いテスト技法として知られているが、スクリプトテストと異なり、テストケース表などのテストの詳細な内容を示したドキュメントを作成しないため、第三者に対してテストの十分性を説明することが難しい。
そこで我々は、探索的テストを応用した新たなテスト手法「SONAR Testing」を開発した。
SONAR Testingはテスト観点をベースとしたテストチャーターを用いることで、観点に対して網羅的なテストを計画できる。
また、テスターの行動を、画面遷移図やシーケンス図といったモデルに変換・可視化するツールを作ることで、レビューを通じて観点に対して十分なテストが実施されたかを確認できる。
本発表では、SONAR Testingの思想や運用方法、作成したツールの概要、および試行適用の結果を報告する。