今まで普通に行われていたコミュニケーション対策を疑う
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発表場所 : SQiP研究会
主査 : 板倉 稔(ビズモ)
副主査 : 森本 勝美(CECA ジャパン)
執筆者 : 森田 智幸(ソニー) 、阿部 圭一(富士ゼロックス) 、江田 友彦(大和コンピューター) 、正田 行雄(NTTデータ三洋システム) 、高橋 敏浩(日立システムアンドサービス) 、中村 史郎(富士通北陸システムズ) 、二宮 孝之(三菱電機コントロールソフトウェア) 、早川 勲(山武) 、藤中 孝康(富士通マイクロエレクトロニクス)
副主査 : 森本 勝美(CECA ジャパン)
執筆者 : 森田 智幸(ソニー) 、阿部 圭一(富士ゼロックス) 、江田 友彦(大和コンピューター) 、正田 行雄(NTTデータ三洋システム) 、高橋 敏浩(日立システムアンドサービス) 、中村 史郎(富士通北陸システムズ) 、二宮 孝之(三菱電機コントロールソフトウェア) 、早川 勲(山武) 、藤中 孝康(富士通マイクロエレクトロニクス)
紹介文 :
プロジェクトで問題を解決したので、原因や注意点などをまとめて書いた。社内規定通りにやったし、これで障害処理は完了したとする人が大半だ。
本当に完了したのだろうか。次にこの情報が必要になる時、書かれた注意点が読まれる保障はないし、書かれていることさえ分からないかもしれない。
書いただけでは問題は解決しない。人の行動様式を踏まえて対策をとるべきだ。
プロジェクトで問題を解決したので、原因や注意点などをまとめて書いた。社内規定通りにやったし、これで障害処理は完了したとする人が大半だ。
本当に完了したのだろうか。次にこの情報が必要になる時、書かれた注意点が読まれる保障はないし、書かれていることさえ分からないかもしれない。
書いただけでは問題は解決しない。人の行動様式を踏まえて対策をとるべきだ。
概要 :
当研究会では、プロジェクトを円滑に進めるために、異文化コミュニケーション問題を研究した。しかし、異文化やコミュニケーションに起因する問題はほとんどなく、設計問題や正しくない方法論を使うことによって生じる問題が大半であった。
いくつかの問題は、ドキュメントに記載することで解決されている。しかし、ドキュメントの内容は、読まれないことや見落とされることが起きる。その結果、問題が生じる。
我々は、実プロジェクトでのコミュニケーションに関係すると思われていた問題を研究し、その結果、問題を考えるためのフレームを発見した。このフレームに従って、問題を考えた結果、今まで普通に行われていた行動にメスを入れると、本当に意味のある対策が立てられることが明らかになった。
当研究会では、プロジェクトを円滑に進めるために、異文化コミュニケーション問題を研究した。しかし、異文化やコミュニケーションに起因する問題はほとんどなく、設計問題や正しくない方法論を使うことによって生じる問題が大半であった。
いくつかの問題は、ドキュメントに記載することで解決されている。しかし、ドキュメントの内容は、読まれないことや見落とされることが起きる。その結果、問題が生じる。
我々は、実プロジェクトでのコミュニケーションに関係すると思われていた問題を研究し、その結果、問題を考えるためのフレームを発見した。このフレームに従って、問題を考えた結果、今まで普通に行われていた行動にメスを入れると、本当に意味のある対策が立てられることが明らかになった。