アジャイル導入組織におけるQA駆動の改善アプローチの提案
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発表場所 : SQiP研究会
主査 : 永田 敦(サイボウズ株式会社)
副主査 : 山口 鉄平(freee株式会社/一般社団法人アジャイルチームを支える会)荻野 恒太郎(楽天株式会社)
アドバイザー : 細谷 泰夫(三菱電機株式会社)
執筆者 : 石井 裕志(株式会社東芝) 、佐藤 歩(NEC ソリューションイノベータ株式会社) 、松澤 宙(エプソンアヴァシス株式会社)
副主査 : 山口 鉄平(freee株式会社/一般社団法人アジャイルチームを支える会)荻野 恒太郎(楽天株式会社)
アドバイザー : 細谷 泰夫(三菱電機株式会社)
執筆者 : 石井 裕志(株式会社東芝) 、佐藤 歩(NEC ソリューションイノベータ株式会社) 、松澤 宙(エプソンアヴァシス株式会社)
紹介文 :
開発チームがアジャイル開発のフレームワークを取り入れようとしたとき、従来、QAを行っていたチームはそれにどのように対応していけばよいだろうか。従来のやり方、考え方では、現場レベルでうまくかみ合わないことが多い。本論文は、現場レベルでどのようにやり方、考え方を変えていけばよいか、その対応のガイドラインを提案している。
開発チームがアジャイル開発のフレームワークを取り入れようとしたとき、従来、QAを行っていたチームはそれにどのように対応していけばよいだろうか。従来のやり方、考え方では、現場レベルでうまくかみ合わないことが多い。本論文は、現場レベルでどのようにやり方、考え方を変えていけばよいか、その対応のガイドラインを提案している。
概要 :
アジャイル開発の導入を始めた組織において,品質保証(QA)担当者が起点となる開発プ ロセスの改善アプローチを提案する.従来の WF(ウォーターフォール)開発プロセスから移 行し,アジャイル開発の導入を始めた時点では,組織のアジャイル開発の習熟度は低い状 態である.アジャイル開発の失敗を避け効果を早期に得るためには,開発の経験を学びに 変え,改善を進めることが重要である.我々は,複数のスクラムチームを横断して関わる QA の立場から,スクラムチームの学習速度を速め,改善を促すアプローチを提案する.具 体的には,QA がスクラムチームへ関わる際に,チームの課題を発見し,改善を促すための QA アジャイルガイドラインとその活用方法について提案する.また,当ガイドラインの作 成を試行した結果について述べる.
アジャイル開発の導入を始めた組織において,品質保証(QA)担当者が起点となる開発プ ロセスの改善アプローチを提案する.従来の WF(ウォーターフォール)開発プロセスから移 行し,アジャイル開発の導入を始めた時点では,組織のアジャイル開発の習熟度は低い状 態である.アジャイル開発の失敗を避け効果を早期に得るためには,開発の経験を学びに 変え,改善を進めることが重要である.我々は,複数のスクラムチームを横断して関わる QA の立場から,スクラムチームの学習速度を速め,改善を促すアプローチを提案する.具 体的には,QA がスクラムチームへ関わる際に,チームの課題を発見し,改善を促すための QA アジャイルガイドラインとその活用方法について提案する.また,当ガイドラインの作 成を試行した結果について述べる.