レビュー記録票を活用した,レビュー振り返り手法の提案
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発表場所 : SQiP研究会
主査 : 中谷 一樹(TⅠS株式会社)
副主査 : 上田 裕之(株式会社DISインサイト)
アドバイザー : 安達 賢二(株式会社HBA)
執筆者 : 澁谷 将行(株式会社トーセーシステムズ) 、福田 秀樹(TIS株式会社) 、山田 健右(ジブラルタ生命保険株式会社)
副主査 : 上田 裕之(株式会社DISインサイト)
アドバイザー : 安達 賢二(株式会社HBA)
執筆者 : 澁谷 将行(株式会社トーセーシステムズ) 、福田 秀樹(TIS株式会社) 、山田 健右(ジブラルタ生命保険株式会社)
紹介文 :
レビューという品質向上活動そのものを改善することを目的として、
「レビューの振り返り手法」を提案しています。
「レビュー記録という客観的な事実を活用する」、「作成者とレビューアが個別に振り返る」、
「作成者とレビューアがお互いを振り返る」、「継続すべき項目にも着目する」など、
心理的安全性を高めて参加者全員から前向きな意見が抽出され、有意義で合意と納得の行く振り返りができるように工夫をしています。
レビューという品質向上活動そのものを改善することを目的として、
「レビューの振り返り手法」を提案しています。
「レビュー記録という客観的な事実を活用する」、「作成者とレビューアが個別に振り返る」、
「作成者とレビューアがお互いを振り返る」、「継続すべき項目にも着目する」など、
心理的安全性を高めて参加者全員から前向きな意見が抽出され、有意義で合意と納得の行く振り返りができるように工夫をしています。
概要 :
ソフトウェア開発の現場において,品質向上のために「レビュー」や「振り返り」が実 施されている.しかし「レビュー」を「振り返る」という品質向上活動が効果的に実施できていないという課題がある.そこで筆者らは,現場で導入しやすく改善の観点が抽出しやすいレビュー振り返り手法 (R3 法 )を考案した. 「事実に基づく客観的な振り返り」,「 役 割・立場が異なる参加者全員から意見抽出」,この2 つを重要コンセプトとして掲げ,具体的な手順を示した.実験により,本手法を現場に導入した場合の有効性を確認した.
ソフトウェア開発の現場において,品質向上のために「レビュー」や「振り返り」が実 施されている.しかし「レビュー」を「振り返る」という品質向上活動が効果的に実施できていないという課題がある.そこで筆者らは,現場で導入しやすく改善の観点が抽出しやすいレビュー振り返り手法 (R3 法 )を考案した. 「事実に基づく客観的な振り返り」,「 役 割・立場が異なる参加者全員から意見抽出」,この2 つを重要コンセプトとして掲げ,具体的な手順を示した.実験により,本手法を現場に導入した場合の有効性を確認した.