振り返りを力強く推進する「FOPA 振り返りプロセス Ver.2」の提案
- 効率的で納得感の高い振り返り分析と、TRY実行支援活動の具体化 -
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SQuBOK分類 :
年度 : 2018年
発表場所 : ソフトウェア品質シンポジウム2018
紹介文 :
開発プロジェクトの終了時に「振り返り」を行い、次の開発プロジェクトへの教訓として「KPT(KEEP:良い点、PROBLEM:問題点、TRY:改善点)」を挙げている。
しかし、次の開発プロジェクトでKPTが十分実践されていないという問題がある。
本問題に対し、以下2つの原因があると考えた。
・振り返りが不十分で、KPTの内容に納得感がない。
・次の開発プロジェクトでの実践を、プロジェクト内メンバに任せている。
そこで、我々は「FOPA(*)振り返りプロセス」を作成し、「十分な振り返り実現による納得性向上」と「KPTの実践支援方法確立」を実現することで、これらの原因を対処した。
さらに、開発現場での実践を通じて「より手軽に振り返りを行い、かつKPTの実践支援を強化したい。」という意見を受け、「FOPA振り返りプロセス Ver.2」として改善し、プロセスの軽量化と支 援体制の強化を行った。
本発表では、「FOPA振り返りプロセス Ver.2」における、狙い、プロセス体系と内容、開発現場での効果検証結果、および今後のさらなる活用に向けた展望について述べる。
*FOPA: Full persuasive and Organized Process of retrospective with Aggressiveness の略
(十分な納得性をもって 組織的な振り返りプロセスを 意思をもって積極的に行動する)
開発プロジェクトの終了時に「振り返り」を行い、次の開発プロジェクトへの教訓として「KPT(KEEP:良い点、PROBLEM:問題点、TRY:改善点)」を挙げている。
しかし、次の開発プロジェクトでKPTが十分実践されていないという問題がある。
本問題に対し、以下2つの原因があると考えた。
・振り返りが不十分で、KPTの内容に納得感がない。
・次の開発プロジェクトでの実践を、プロジェクト内メンバに任せている。
そこで、我々は「FOPA(*)振り返りプロセス」を作成し、「十分な振り返り実現による納得性向上」と「KPTの実践支援方法確立」を実現することで、これらの原因を対処した。
さらに、開発現場での実践を通じて「より手軽に振り返りを行い、かつKPTの実践支援を強化したい。」という意見を受け、「FOPA振り返りプロセス Ver.2」として改善し、プロセスの軽量化と支 援体制の強化を行った。
本発表では、「FOPA振り返りプロセス Ver.2」における、狙い、プロセス体系と内容、開発現場での効果検証結果、および今後のさらなる活用に向けた展望について述べる。
*FOPA: Full persuasive and Organized Process of retrospective with Aggressiveness の略
(十分な納得性をもって 組織的な振り返りプロセスを 意思をもって積極的に行動する)