要求段階で齟齬を減らすための合意形成手法の提案
~5W1Hを用いた要件定義~
ダウンロード数: 364回
SQuBOK分類 :
1.1.1.9 品質の定義(狩野紀昭) 、 1.3.5.2 妥当性確認(Validation) 、 2.14.2 要求の妥当性確認と評価 、 3.5 要求分析の技法 、 3.13.1.2 インタラクティブシステムの人間中心設計プロセス(ISO 9241-210)
1.1.1.9 品質の定義(狩野紀昭) 、 1.3.5.2 妥当性確認(Validation) 、 2.14.2 要求の妥当性確認と評価 、 3.5 要求分析の技法 、 3.13.1.2 インタラクティブシステムの人間中心設計プロセス(ISO 9241-210)
発表場所 : SQiP研究会
主査 : 金山 豊浩(株式会社ミツエ―リンクス)
副主査 : 三井 英樹(Weblysts.com) 、村上 和治(東京海上日動システムズ株式会社)
執筆者 : 益子 なるみ(株式会社JSOL) 、森脇 真寿(株式会社リンクレア) 、柚木崎 由貴(株式会社インテック) 、村上 仁(株式会社ニコンイメージングシステムズ)
副主査 : 三井 英樹(Weblysts.com) 、村上 和治(東京海上日動システムズ株式会社)
執筆者 : 益子 なるみ(株式会社JSOL) 、森脇 真寿(株式会社リンクレア) 、柚木崎 由貴(株式会社インテック) 、村上 仁(株式会社ニコンイメージングシステムズ)
紹介文 :
要件定義段階で顧客・ユーザとの認識の齟齬を減らすには、UX手法が効果的ですが、
開発現場で導入するにはまだまだ敷居が高い状況です。しかし、従来のやり方や設計書の
書式を大きく変えなくても、要件定義時に5W1Hを考慮するというちょっとした工夫を
加えるだけで、要件の齟齬や漏れを減らす効果があります。
またスマートスピーカーを題材にした検証結果も掲載されており、実践の参考になります。
要件定義段階で顧客・ユーザとの認識の齟齬を減らすには、UX手法が効果的ですが、
開発現場で導入するにはまだまだ敷居が高い状況です。しかし、従来のやり方や設計書の
書式を大きく変えなくても、要件定義時に5W1Hを考慮するというちょっとした工夫を
加えるだけで、要件の齟齬や漏れを減らす効果があります。
またスマートスピーカーを題材にした検証結果も掲載されており、実践の参考になります。
概要 :
ソフトウェア開発において,ユーザの要求と開発者の認識の齟齬による手戻りが発生することがある.企画から要件定義プロセスにおいて齟齬をなくす方法としてユーザエクスペリエンス(以降 UX)手法が提案されているが,専門的な技術が必要なために有効に活用されているとは言えない.本論文では要求者や開発者でも取り入れやすい5W1Hを用いた簡易的な合意形成の手法を提案,その効果の検証をロールプレイで実施し,一定の効果があることを確認した.
ソフトウェア開発において,ユーザの要求と開発者の認識の齟齬による手戻りが発生することがある.企画から要件定義プロセスにおいて齟齬をなくす方法としてユーザエクスペリエンス(以降 UX)手法が提案されているが,専門的な技術が必要なために有効に活用されているとは言えない.本論文では要求者や開発者でも取り入れやすい5W1Hを用いた簡易的な合意形成の手法を提案,その効果の検証をロールプレイで実施し,一定の効果があることを確認した.