組み合わせテストを用いたソフトウェアテストとその限界
ソフトウェア品質管理研究会 第5分科会「テスト」(2006年)
執筆者:
中子 勝晴(日立システムアンドサービス) 、加藤 恒(ヤマハ) 、山岸 重幸(ジャパンシステム) 、能瀬 正博(富士通北陸システムズ) 、那須 俊博(セゾン情報システムズ) 、金山 昇平(ナナオ)主査:
高橋 寿一(ソニー)副主査:
増田 聡(日本アイ・ビー・エム)
直交表を用いた組合せテストの方法について丁寧に記述されています。また、適用した結果に対する考察が行われていますので、これから、直交表を使ってみようという人にとってとても参考になると思います。
特に、因子と水準を選定することの重要さについて書かれており、直交表を活用するテスト技法にとどまらず、その先に何が必要かが示されています。
特に、因子と水準を選定することの重要さについて書かれており、直交表を活用するテスト技法にとどまらず、その先に何が必要かが示されています。
概要:
ソフトウェアの多機能化、肥大化に伴いテストすべき対象が膨大化する一方、テスト期間の短期化が求められている。組み合わせテストを効率的におこなう手法として直交表( 実験計画法)がある。この直交表の有効性及びその限界について研究をおこなった。