プロジェクト運営と改善実践の連携・一体化~プロジェクトマネジメントにおけるSaPIDシステムズアプローチ活用事例
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SQuBOK分類 :
年度 : 2014年  
紹介文 :
改善とプロジェクトマネジメントを別物扱いしている組織やチームが多いと感じています。
それぞれを別手法でばらばらにアプローチする例は多 く、改善を一過性のものにしたり、大きな問題が発生しないと着手しない、改善が定着しない、効果が得
られないなどの元凶になっている場合もあると思われます。
そこで、プロセス改善手法:SaPID(*1)の構成要素 (例:ふりかえり、問題構造分析など)をプロジェクトのモニタリング&コントロール(問題/リスク発見・解決など)に活用しながらプロセ ス改善を実践した事例を提供し、以下の内容を共有したいと思います。
(1)プロジェクトのモニタリング&コントロールと改善実践を可能な限り自然な流れで一体化する方法とポイント
(2)プロジェクトで発生した問題事項の再発防止だけでなく、発生する可能性がある問題(リスク)を先読みして手を打つ予防処置実践につなげる方法
(3)プロジェクトにこの手法を適用する際の工夫と注意事項
(4)プロジェクトマネジメントにおける問題発見・解決実践力の向上に必要なこと
*1:SaPID?(Systems analysis/Systems approach based Process Improvement methoD)
問題対象をシステムと捉えて解決するシステムズアプローチに基づき、実務を行う管理者・技術者自らが持つ問題意識や事実情報を問題構造図に表して現状を分析し、解決すべき問題を特定、現状の制約条件などを考慮した現実的かつ効果的な対策を実践するプロセス改善手法。
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