レビュー会議の可視化により目的の曖昧さを明確にする手法の提案
ソフトウェア品質管理研究会 第3分科会「ソフトウェアレビュー」(2016年)
執筆者:
中山 匡(株式会社東光高岳) 、湯川 健(ソーバル株式会社) 、田中 拓也(株式会社インテック) 、竹森 和哉(株式会社モバイルインターネットテクノロジー) 、西澤 賢一(GEヘルスケア・ジャパン株式会社)主査:
中谷 一樹(TIS株式会社)
レビュー会議が時間通りに終わらない、効率的なレビュー会議にするためにはどうすれば良いか。
本論文では、レビュー会議での発言内容毎の時間を測定し、どのような発言がどの程度行われているのかを可視化することで、レビュー会議の参加者間で会議の目的に微妙なズレがあることを認識させ、レビュー会議の改善を促す手法を提案している。
時間というのは、その人の置かれた立場や状況の違いによって感じ方が異なる一方、絶対的で普遍的な指標とも言えるため、レビュー会議の現状把握や分析を行う際に大いに活用できそうである。
本論文では、レビュー会議での発言内容毎の時間を測定し、どのような発言がどの程度行われているのかを可視化することで、レビュー会議の参加者間で会議の目的に微妙なズレがあることを認識させ、レビュー会議の改善を促す手法を提案している。
時間というのは、その人の置かれた立場や状況の違いによって感じ方が異なる一方、絶対的で普遍的な指標とも言えるため、レビュー会議の現状把握や分析を行う際に大いに活用できそうである。