組織の自律的運営~ 主体性とベクトルに着目したマネジメント ~
ソフトウェア品質管理研究会 第2分科会「リーダーシップとモチベーション」(2016年)
主査:
早川 勲(アズビル株式会社)副主査:
板倉 稔(株式会社ナレッジ)
モチベーションやモラールを扱った著書や研究は多い。この問題は、古くは、ホーソンの実験から始まると考える人も多いだろうが、人類の誕生以来ずっとあるのでは無いだろうか。
本論文を書き終わった時、研究員の全員が異口同音に「自分はプロジェクトリーダだと思っていたが、この1年研究していかに未熟かを実感した」と言っている。本論文には、現代のプロジェクリーダが見えていない世界が描かれている。
本論文は、そのエッセンスが書かれているので、1年かけた研究者と同じ実感はもてないかもしれないが、プロジェクト管理の世界の広さをかいま見ることが出来るだろう。
本論文を書き終わった時、研究員の全員が異口同音に「自分はプロジェクトリーダだと思っていたが、この1年研究していかに未熟かを実感した」と言っている。本論文には、現代のプロジェクリーダが見えていない世界が描かれている。
本論文は、そのエッセンスが書かれているので、1年かけた研究者と同じ実感はもてないかもしれないが、プロジェクト管理の世界の広さをかいま見ることが出来るだろう。
概要:
個人がやる気をなくしてしまう.また,個人のやる気はあるが,組織が成果を残せない.このようなことが良くある.リーダーはどうすべきであろうか.実例を元に問題を構造化しと対策を明らかにした.解決の鍵は,組織のメンバーの向かう方向(ベクトル)を合わせることと,個々人が自らやりたいと考える様にすることである.この2つはしばしば矛盾する.しかし,この矛盾を回避した事例がいくつかある.そこで,この矛盾を回避した事例と実際に起きた問題を構造化し,現実の場で使えるように整理した.
これにより,リーダーが個人と組織の軋轢を回避し,組織を活性化することができる様になるはずである.