SQiPさまざまな取り組みから得られた成果を一般公開しています。
ソフトウェア品質管理にお役立てください。

CMMI導入の為のGQM手法による測定データの研究

ソフトウェア品質管理研究会 第1分科会「ソフトウェアプロセス評価・改善及び品質マネジメント」(2004年)

メトリクスの組織への導入には、先ず「何のために測定するのか」「何に使うか」が、明確である必要がある。
GQM手法(Goal Question Metrics)は、組織の改善目標と測定データを紐付する道筋を与えてくれるツールであるが、GQM手法の有益性を解り易く紹介している。

概要:

近年、CMMIは、ソフトウェアプロセス改善活動を推進するための参照モデルとして、多くの組織で使われている。CMMIのプロセス領域のひとつとして測定と分析がある。また、共通ゴールとして、定量的なデータの収集と利用も求めている。
CMMIの導入にあたり、多くの部門で「測定のための負荷が高く、設計者の理解が得られない」、「効果的なメトリクスが設定できない」のような問題に直面している。
このような問題を解決するために、まず最初に、多くの組織で活用されているGQM手法(GoalQuestionMetrics)を調査した。その後、GQM手法を用いて、CMMIレベル2のプロセスエリア(PA)に関連する28個のメトリクスを導出し、そのメトリクスについて、有益性と収集容易性に関してアンケートを実施した。
本レポートでは、アンケート結果をもとに、GQM手法を使って導出したメトリクスの有益性と収集容易性の分析結果を示す。