変更依頼の対応箇所を検討する前に他システムへの影響を検知する方法
ダウンロード数: 167回
年度 : 2012年
発表場所 : SQiPシンポジウム
紹介文 :
1つの変更要求が及ぼす影響というのは時として他システムに跨ることもあります。この影響範囲を特定する方法として派生開発で使用されるXDDPを採用しました。
変更依頼を要求と仕様の階層構造で表現し、要求レベルで他システムへの影響を検討することで影響範囲を特定しようとした試みです。
1つの変更要求が及ぼす影響というのは時として他システムに跨ることもあります。この影響範囲を特定する方法として派生開発で使用されるXDDPを採用しました。
変更依頼を要求と仕様の階層構造で表現し、要求レベルで他システムへの影響を検討することで影響範囲を特定しようとした試みです。
概要 :
今日、企業の業務システムは、多数のシステムを用いて多様な業務サービスを提供している。そのような企業のシステム開発の現場では、 システム毎に組織や担当者が分かれていることが多い。そのため、担当者の関連システムに対する理解不足から、システム間の連携漏れを発生させている。そこで、企業内の業務サービスに精通し保有システムを横断的に観ることができる部署、担当者が求められている。加えて、顧客からの仕様レベルの変更依頼(具体的な変更指示)が、関連する他システムへの影響を気付かせない一因となっている。
そこで我々は、 USDM (Universal Specification Describing Manner)が持っている仕様から要求を導出する技法を利用し、さらに、関連するシステムの「システムプロファイル」を利用して、他システムへの影響の有無を洗い出す「変更要求-関連システム表」を考案した。これを利用することで、他システムへの連携漏れを防げるようになる。
今日、企業の業務システムは、多数のシステムを用いて多様な業務サービスを提供している。そのような企業のシステム開発の現場では、 システム毎に組織や担当者が分かれていることが多い。そのため、担当者の関連システムに対する理解不足から、システム間の連携漏れを発生させている。そこで、企業内の業務サービスに精通し保有システムを横断的に観ることができる部署、担当者が求められている。加えて、顧客からの仕様レベルの変更依頼(具体的な変更指示)が、関連する他システムへの影響を気付かせない一因となっている。
そこで我々は、 USDM (Universal Specification Describing Manner)が持っている仕様から要求を導出する技法を利用し、さらに、関連するシステムの「システムプロファイル」を利用して、他システムへの影響の有無を洗い出す「変更要求-関連システム表」を考案した。これを利用することで、他システムへの連携漏れを防げるようになる。