システム、ハード、ソフト全プロセスに渡るシステムプロセス監査の実施~車載機能安全規格要求への対応~
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SQuBOK分類 :
2.2.2.2 自動車電子制御の機能安全(ISO 26262) 、 2.3.2.1 プロセスアセスメントに関する規格(ISO/IEC 15504) 、 2.5.1.2 ソフトウェア開発における監査
2.2.2.2 自動車電子制御の機能安全(ISO 26262) 、 2.3.2.1 プロセスアセスメントに関する規格(ISO/IEC 15504) 、 2.5.1.2 ソフトウェア開発における監査
年度 : 2012年
発表場所 : SQiPシンポジウム
執筆者 :
菅沼 由美子(パナソニック デバイス社)
紹介文 :
車載システムにおける機能安全要求(ISO26262)に対応するため、ソフトウェア設計、ハードウェア設計およびレビュー・監査・審査の各プロセスに施策を組込みました。
特に監査においては機能安全の観点リスト、監査チェック項目、スキル定義を準備し、システム・ハード・ソフトの全てを網羅する監査活動が定義出来ました。
車載システムにおける機能安全要求(ISO26262)に対応するため、ソフトウェア設計、ハードウェア設計およびレビュー・監査・審査の各プロセスに施策を組込みました。
特に監査においては機能安全の観点リスト、監査チェック項目、スキル定義を準備し、システム・ハード・ソフトの全てを網羅する監査活動が定義出来ました。
概要 :
ソフトウェアを含むシステム製品の開発においては、上流での設計が製品の QCD を左右するが、自動車用デバイスにおいては、近年の車載製品の短納期化により、ソフトウェアの品質確保のためには、上流でのハード/ソフト開発プロセスの整合強化が必要となっていた。また、車載 E&E 製品について ISO26262(自動車機能安全規格)が制定され、対象の製品開発においては、ソフトウェアのみでなく、システム、ハードウェアを含む製品システム全体に渡る、機能安全に関する説明責任を負うことになった。
そこで、車載のシステム部品においては、機能安全要求を満たせるシステム、ハード、ソフトの開発プロセスの定義と、その遵守を保証する監査の仕組みが必須となった。
本発表では、システム、ハード、ソフトの開発プロセス遵守監査と、ISO26262 要求事項の監査の方法について紹介する。
ソフトウェアを含むシステム製品の開発においては、上流での設計が製品の QCD を左右するが、自動車用デバイスにおいては、近年の車載製品の短納期化により、ソフトウェアの品質確保のためには、上流でのハード/ソフト開発プロセスの整合強化が必要となっていた。また、車載 E&E 製品について ISO26262(自動車機能安全規格)が制定され、対象の製品開発においては、ソフトウェアのみでなく、システム、ハードウェアを含む製品システム全体に渡る、機能安全に関する説明責任を負うことになった。
そこで、車載のシステム部品においては、機能安全要求を満たせるシステム、ハード、ソフトの開発プロセスの定義と、その遵守を保証する監査の仕組みが必須となった。
本発表では、システム、ハード、ソフトの開発プロセス遵守監査と、ISO26262 要求事項の監査の方法について紹介する。