IT技術者育成のためのスキル・フレームワークの研究~スキル・フレームワーク構築へのアプローチ~
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発表場所 : SQiP研究会
主査 : 野中 誠(早稲田大学)
副主査 : 福山 峻一(鳥取環境大学) 、関谷 由美子(日本ユニシス)
執筆者 : 中井 一人(松下ソフトリサーチ) 、鈴木 亮(アンリツエンジニアリング) 、中瀬 泰恵(NTTソフトウェア) 、森本 千佳子(TIS) 、吉岡 靖晃(インテック)
副主査 : 福山 峻一(鳥取環境大学) 、関谷 由美子(日本ユニシス)
執筆者 : 中井 一人(松下ソフトリサーチ) 、鈴木 亮(アンリツエンジニアリング) 、中瀬 泰恵(NTTソフトウェア) 、森本 千佳子(TIS) 、吉岡 靖晃(インテック)
紹介文 :
スキル・フレームワークの構築のための方法として、アプローチ・マップを提案している。アプローチ・マップは、構築のための手順を(1)スキル項目の検討、(2)評価項目の検討、という大きく2つのアプローチに分割して、それぞれにおける検討のステップを分かりやすい図としてまとめたものである。「スキル」「評価」という抽象的なものの議論は、噛み合わない状況になりがちであるが、このマップを活用することで、焦点の合った議論になることが期待できる。
スキル・フレームワークの構築のための方法として、アプローチ・マップを提案している。アプローチ・マップは、構築のための手順を(1)スキル項目の検討、(2)評価項目の検討、という大きく2つのアプローチに分割して、それぞれにおける検討のステップを分かりやすい図としてまとめたものである。「スキル」「評価」という抽象的なものの議論は、噛み合わない状況になりがちであるが、このマップを活用することで、焦点の合った議論になることが期待できる。
概要 :
企業や部門の事業方針や事業戦略を実現するには「人材育成、スキル開発」は重要な課題である。われわれはIT技術者の育成のためのスキル・フレームワークの研究をすることとした。スキル・フレームワークを如何に構築していくかが我々の課題であるが、その課題は大きく、今年度は次のような研究を行うことにした。
まず、各社のスキル管理の現状を紹介し合い、多種多様のスキル管理や運用がなされている事実を確認した。
その事実から、スキル・フレームワーク構築のためにはメンバ間に共通の検討環境が必要であるという結論に達した。そこで、共通の考えを整理するためのツールが必要であると考え、アプローチ・マップと命名するツール(スキル・フレームワークの構築のための方法を示したもの)を検討した。
最後に、このアプローチ・マップを用いて、実際にある人材像のスキル・フレームワークを作成し、アプローチ・マップの検証を行うこととした。
本論文では、これらの活動、及び研究成果を報告する。
企業や部門の事業方針や事業戦略を実現するには「人材育成、スキル開発」は重要な課題である。われわれはIT技術者の育成のためのスキル・フレームワークの研究をすることとした。スキル・フレームワークを如何に構築していくかが我々の課題であるが、その課題は大きく、今年度は次のような研究を行うことにした。
まず、各社のスキル管理の現状を紹介し合い、多種多様のスキル管理や運用がなされている事実を確認した。
その事実から、スキル・フレームワーク構築のためにはメンバ間に共通の検討環境が必要であるという結論に達した。そこで、共通の考えを整理するためのツールが必要であると考え、アプローチ・マップと命名するツール(スキル・フレームワークの構築のための方法を示したもの)を検討した。
最後に、このアプローチ・マップを用いて、実際にある人材像のスキル・フレームワークを作成し、アプローチ・マップの検証を行うこととした。
本論文では、これらの活動、及び研究成果を報告する。