品質管理の普及と啓蒙
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発表場所 : SQiP研究会
主査 : 香村 求(NDSシステック)
副主査 : 池田 浩明(インテック) 、関谷 由美子(日本ユニシス)
執筆者 : 内藤 匡宣(日立ソフトウェアエンジニアリング) 、角田 喜章(アンリツ) 、武井 学(富士通) 、近岡 ゆう(インテック)
副主査 : 池田 浩明(インテック) 、関谷 由美子(日本ユニシス)
執筆者 : 内藤 匡宣(日立ソフトウェアエンジニアリング) 、角田 喜章(アンリツ) 、武井 学(富士通) 、近岡 ゆう(インテック)
紹介文 :
品質を向上するための施策を社内に定着させるには、その組織の現状がどうなっているかを分析する必要があります。
本論文では、「企業文化」、「経営者・上司の考え」、「社員の意識」、「スタッフ自身のマインド・知識」の4つの要素についてポートフォリオを作成する基準を提案しています。
本基準を用いることで、別の組織との比較や、自組織の問題点を明確にすることができます。
品質を向上するための施策を社内に定着させるには、その組織の現状がどうなっているかを分析する必要があります。
本論文では、「企業文化」、「経営者・上司の考え」、「社員の意識」、「スタッフ自身のマインド・知識」の4つの要素についてポートフォリオを作成する基準を提案しています。
本基準を用いることで、別の組織との比較や、自組織の問題点を明確にすることができます。
概要 :
「短納期」、「コスト削減」、「品質向上」という3つの永遠のテーマに挑戦しているソフトウェア開発において、特に開発者/組織による「品質」の作り込みは、最も重要なテーマである。ソフトウェアは人間が開発するため、様々な人的な要因により品質が大きく左右される。
当分科会では、品質を向上するための施策を社内に定着させるに当たり、「企業文化」、「経営者・上司の考え」、「社員の意識」、「スタッフ自身のマインド・知識」の4つの要素のポートフォリオ(昨年までの分科会の成果を継承)を検証し、使用目的を明確にした。また、各要素の状態を決めるためのプロット基準(質問票)とExcelのツールを作成し、誰でもほぼ同一の結果が得られるようにした。
作成した質問票を利用して、各メンバ自身が置かれている立場で、それぞれの状態を評価し、アクションプランを立てることを試みた。その結果、①新しいプロセスを定着させたい ②チームの品質の底上げをしたい、という異なる目的をもつ2つのケースにおいても、このやり方が有効に利用できることが確認できた。
「短納期」、「コスト削減」、「品質向上」という3つの永遠のテーマに挑戦しているソフトウェア開発において、特に開発者/組織による「品質」の作り込みは、最も重要なテーマである。ソフトウェアは人間が開発するため、様々な人的な要因により品質が大きく左右される。
当分科会では、品質を向上するための施策を社内に定着させるに当たり、「企業文化」、「経営者・上司の考え」、「社員の意識」、「スタッフ自身のマインド・知識」の4つの要素のポートフォリオ(昨年までの分科会の成果を継承)を検証し、使用目的を明確にした。また、各要素の状態を決めるためのプロット基準(質問票)とExcelのツールを作成し、誰でもほぼ同一の結果が得られるようにした。
作成した質問票を利用して、各メンバ自身が置かれている立場で、それぞれの状態を評価し、アクションプランを立てることを試みた。その結果、①新しいプロセスを定着させたい ②チームの品質の底上げをしたい、という異なる目的をもつ2つのケースにおいても、このやり方が有効に利用できることが確認できた。