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SQuBOK分類 :
執筆者 :
江良 徹(オリンパス㈱)
、西田 尚弘(㈱日新システムズ)
、飯沼 真一(ソーバル㈱),中川 和紀(㈱東京精密),濵吉 祐太(マレリ㈱)
、秋山 浩一(富士ゼロックス㈱)
、上田 和樹(日本ナレッジ㈱)
、喜多 義弘(長崎県立大学)
紹介文 :
ソフトウェアテストチームがテスト活動に取り組む上で、リーダーから指示を受けるメンバーに受動的な行動が多い場合は、リーダーの管理工数が増加する傾向がある。管理工数を抑えるには、能動的な行動が求められるため、受動的なメンバーに対して能動的になるように育成する必要がある。
育成のポイントを明確にするため、リーダーの行動に着目した。リーダーは能動的な活動ができていると仮定し、メンバーの行動との差を抽出した。
理想的な行動はコンピテンシーモデルを参考に、そこから抽出した特性を基にアンケートを実施し、165名から回答を得た。その結果、受動的なメンバーを効率よく育成するためには、「課題分析能力」と「当事者意識」が重要なポイントであることが分かった。
これらを向上させるため、「CLDAT Method:'Causal Loop Diagram for Active Test engineers' Method」手法を考案した。
はじめに「課題分析能力」と「当事者意識」を阻害している要因に着目した因果関係を示した図を準備した。それを元に阻害している要因を特定、取り除くことで、メンバーの行動を変え、潜在的に持っているソフトスキルを引き出し成長させることを狙った。
実際にCLDAT Methodを活用し、短期間で効果を得ることができたので、その活用方法を紹介する。
ソフトウェアテストチームがテスト活動に取り組む上で、リーダーから指示を受けるメンバーに受動的な行動が多い場合は、リーダーの管理工数が増加する傾向がある。管理工数を抑えるには、能動的な行動が求められるため、受動的なメンバーに対して能動的になるように育成する必要がある。
育成のポイントを明確にするため、リーダーの行動に着目した。リーダーは能動的な活動ができていると仮定し、メンバーの行動との差を抽出した。
理想的な行動はコンピテンシーモデルを参考に、そこから抽出した特性を基にアンケートを実施し、165名から回答を得た。その結果、受動的なメンバーを効率よく育成するためには、「課題分析能力」と「当事者意識」が重要なポイントであることが分かった。
これらを向上させるため、「CLDAT Method:'Causal Loop Diagram for Active Test engineers' Method」手法を考案した。
はじめに「課題分析能力」と「当事者意識」を阻害している要因に着目した因果関係を示した図を準備した。それを元に阻害している要因を特定、取り除くことで、メンバーの行動を変え、潜在的に持っているソフトスキルを引き出し成長させることを狙った。
実際にCLDAT Methodを活用し、短期間で効果を得ることができたので、その活用方法を紹介する。