1 件の資料が見つかりました。
ダウンロード数: 303回
SQuBOK分類 :
執筆者 :
藤江 祐二(横河電機㈱)
紹介文 :
当社は石油化学プラント等で使用される制御システムおよび制御に必要なセンサ機器群を主力に開発している。それらは伝統的にウォーターフォール(以下、WF)型で開発され、品証部門もWF型を前提とした開発プロセスやルールを規定し運用してきた。
一方で、様々な背景から当社開発部門でも一部製品や機能の開発にアジャイル型開発の導入が始まり、品証部門もアジャイル型開発に対し“何らかの”取り組みが必要となっている。
発表者は、アジャイル開発手法の一つであるSCRUMを採用したソフトウェア製品の開発プロジェクトチームに「品証担当者」という役割で参加し、その中で「アジャイル開発での品証活動」を模索している。その開発の最初のフェーズが一段落したことを受け、これまでの活動の中で得た経験と自分なりの仮説を、皆様と共有させていただきたい。
詳しくは講演の中で述べさせていただくが、ポイントは以下のとおりである。
1.如何にSCRUM手法を貫くか
(WF型開発しか知らない社内ステークホルダとの相互理解)
2.顧客要求を満足する「品質」をどのように定義するか
(何を作り、クライテリアをどう定義するか)
3.「理想的なSCRUMチームは、良い品質の製品が開発できる」
(理想と現実のギャップの認識と、それを埋めるためのアクション)
まだまだスタートしたばかりだが、今回の活動で得た新たな視点から、従来の品質保証活動への提言もしたいと考えている。
当社は石油化学プラント等で使用される制御システムおよび制御に必要なセンサ機器群を主力に開発している。それらは伝統的にウォーターフォール(以下、WF)型で開発され、品証部門もWF型を前提とした開発プロセスやルールを規定し運用してきた。
一方で、様々な背景から当社開発部門でも一部製品や機能の開発にアジャイル型開発の導入が始まり、品証部門もアジャイル型開発に対し“何らかの”取り組みが必要となっている。
発表者は、アジャイル開発手法の一つであるSCRUMを採用したソフトウェア製品の開発プロジェクトチームに「品証担当者」という役割で参加し、その中で「アジャイル開発での品証活動」を模索している。その開発の最初のフェーズが一段落したことを受け、これまでの活動の中で得た経験と自分なりの仮説を、皆様と共有させていただきたい。
詳しくは講演の中で述べさせていただくが、ポイントは以下のとおりである。
1.如何にSCRUM手法を貫くか
(WF型開発しか知らない社内ステークホルダとの相互理解)
2.顧客要求を満足する「品質」をどのように定義するか
(何を作り、クライテリアをどう定義するか)
3.「理想的なSCRUMチームは、良い品質の製品が開発できる」
(理想と現実のギャップの認識と、それを埋めるためのアクション)
まだまだスタートしたばかりだが、今回の活動で得た新たな視点から、従来の品質保証活動への提言もしたいと考えている。