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SQuBOK分類 :
執筆者 :
浦田 有佳里(㈱HS情報システムズ)
紹介文 :
ソフトウエア開発において、障害(ソフトウエアバグ)対応コストは、後工程になるほど高額になっていくため、出来るだけ前工程で障害を検出することが、品質向上、生産性向上につながると言われている。
しかし、ソフトウエア開発工程の障害対応コストの見える化は、ほとんど行われていない。
そこで、ソフトウエア開発工程ごとに1件あたりの障害対応にかかるコストを定義し、過去の複数案件について、設計から稼働後までの障害件数を金額に換算することを試みた。
この試行の結果、上流工程での品質確保の必要性や、コスト増となる「バグ曲線」の存在が明らかになった。
さらに、「障害分類や障害検出基準」と「コスト定義」を組み合わせることで、“無駄なコスト”や、“本来コストをかけるべき工程”が見えることもわかり、これらの試行結果を整理し、「コストモデル」の作成に至った。
今後は、「コストモデル」という“ものさし”を使い、品質管理とコスト管理を共存させながら、開発中にギャップを是正するプロジェクトマネジメントを追求していく。
ソフトウエア開発において、障害(ソフトウエアバグ)対応コストは、後工程になるほど高額になっていくため、出来るだけ前工程で障害を検出することが、品質向上、生産性向上につながると言われている。
しかし、ソフトウエア開発工程の障害対応コストの見える化は、ほとんど行われていない。
そこで、ソフトウエア開発工程ごとに1件あたりの障害対応にかかるコストを定義し、過去の複数案件について、設計から稼働後までの障害件数を金額に換算することを試みた。
この試行の結果、上流工程での品質確保の必要性や、コスト増となる「バグ曲線」の存在が明らかになった。
さらに、「障害分類や障害検出基準」と「コスト定義」を組み合わせることで、“無駄なコスト”や、“本来コストをかけるべき工程”が見えることもわかり、これらの試行結果を整理し、「コストモデル」の作成に至った。
今後は、「コストモデル」という“ものさし”を使い、品質管理とコスト管理を共存させながら、開発中にギャップを是正するプロジェクトマネジメントを追求していく。