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SQuBOK分類 :
年度 : 2014年   分科会 :
紹介文 :
当社では、プロジェクトリーダが、ソフトウェア開発プロジェクトのデータとして、品質や工数、コスト等の他に受注前の審査情報から、出荷後の品質までを1つのシステムで管理している。この蓄積されたデータを元に品質目標の設定やプロセスの実施状況を監視するための項目抽出を行い、実施してきた。このことは、出荷時の品質を確保することに対して、有効である。
では、出荷時の品質が確保出来たこと=成功プロジェクトと言えるのか?品質を確保するために膨大な工数をかけ、コストがかかれば、プロジェクトは不採算となる。プロジェクト遂行中の様々な状況を把握、判断し、プロジェクトを成功に導くには、熟練者の経験や勘に頼ってきた傾向がある。
ならば、データから、プロジェクト遂行中の状況や変化を的確に捉え、プロジェクトの成功に導くことは出来ないか?データが示す事実から仮設を立て、それがプロジェクトの成功、採算につながる因子なのか、失敗、不採算につながる因子なのか分析を行った。導き出された因子を不採算プロジェクトの早期発見やプロセス改善活動に活かしている。
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