キーワード検索


 2001年    2002年    2003年
 2004年    2005年    2006年
 2007年    2008年    2009年
 2010年    2011年    2012年
 2013年    2014年    2015年
 2016年    2017年    2018年
 2019年    2020年  
1 件の資料が見つかりました。
ダウンロード数: 326回
SQuBOK分類 :
年度 : 2014年   分科会 :
紹介文 :
 我々は、開発対象となるソフトウェアの特徴から派生開発に特化した開発プロセスXDDPを導入している。しかし、上流工程で変更箇所の抜け・モレを十分に抑えることができず、後工程で不具合が散見されていた。その原因の1つとして、担当者がXDDPのねらいや効果を十分に理解しておらず、XDDP帳票のフォーマットを埋める形で成果物を作成していることが多々あることがわかった。つまり、導入・整備したプロセスに対して、開発を担当する技術者のスキル・理解が不十分であった。このことはXDDPに限った問題ではなく、開発現場でよく見かける典型的な問題である。
 本発表では、表面的な理解・形式的な作業に留まっていた技術者のレベルを引き上げ、成果物の質の向上につながるトレーニング手法の提案と、本手法を適用しXDDPのスキル向上に取り組んだ活動結果を報告する。
 提案する手法のポイントは、社外コンサルからの指導(教えられる)とピアレビューを用いた実践指導(教える)とを組み合わせた「教えられる・教える」立場を同時期に繰り返し経験する点と、第三者視点を導入した点である。若手リーダーに適用した結果および評価と合わせて、本手法の有効性を報告する。
↑