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2 件の資料が見つかりました。
ダウンロード数: 1071回
SQuBOK分類 :
年度 : 2017年   分科会 :
紹介文 :
Internet of Things(IoT)や人工知能(AI)など、社会にイノベーションを起こす技術の急速な進展に伴い、これらを具現化するソフトウェアの重要性がますます高まっている。特にその品質は、社会基盤やビジネスに大きな影響を与えており、ソフトウェア製品・サービスそのものに対する要求はもちろん、利用時の視点での要求、そして、市場競争力強化への要求など、多面的に捉えられてきている。本稿では、「多面化するソフトウェア品質要求をどのように実現できるか」をテーマに、『ソフトウェア品質要求』を『品質特性』に読み替えることに着眼し、品質確保するアプローチを考案・検証した。本品質確保のアプローチは、『品質特性』を実現するために採用する『品質技術』の選択手法、そして、『品質特性』の達成度を評価できる『メトリクス』の活用手法から構成した。品質特性とその達成度を評価するメトリクスは、国際規格ISO/IEC 25000シリーズ(SQuaRE)をベースに、品質技術は、網羅・体系化が必要となるため、「ソフトウェア品質知識体系ガイド(SQuBOKガイド)」をベースとして研究を行った。最後に「IPA 2015年度ソフトウェア工学分野の先導的研究支援事業(RISE)」(早稲田大学)が調査結果として報告した「異なる品質間の関係を総合的に実証した世界初のベンチマーク(WSQB2017)」との検証も行い、ひとつの実践結果を示すとともに、今後広く展開するための深掘りの観点と考察を発表する。
ダウンロード数: 368回
SQuBOK分類 :
年度 : 2015年   分科会 :
紹介文 :
テストケースの実行順序は、しばしば勘や経験に依存して決定されることがあるが、そのような場合にはブロッカーバグがテスト実行の後期に発見され、その
修正待ちによりテスト実行が遅延するといった問題が発生する可能性がある。こうした問題を経験に頼らず解決するには、自動的にテストケースの優先度付けを行うことで実行順序を最適化し、深刻なバグをより早期に発見できるようになることが望ましい。
また、ソフトウェアテストの外部委託市場は世界的にも拡大が予期されているが、そうした第三者テストにおいてテストはしばしばブラックボックスに実施さ
れる。しかしながら、ブラックボックステストにおいてテストケースの優先度付けを行う方法は、最適化に利用できる情報が限られていることもあり既存研究に
おいて充分に明らかではない。
そこで我々は、過去の類似プロダクトにおけるテスト実行結果を利用し、新規プロダクトにおいてブラックボックスに実施される単体・結合テストのテストケースを蟻コロニー最適化を用いて優先度付けする枠組みを提案する。なお、本件のアイディアはICST 2015において発表済みであるが、それに加え本稿では未
発表である、実験において手法を実プロダクトへ適用した際の工夫および結果の詳細について報告を行う。
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