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本発表では、弊社移動機開発部における2013年以来の開発管理プロセスの改善活動について紹介する。
2013年当時、弊社スマートホン向けアプリケーション開発は早期リリース・マルチベンダ化が急速に進んだことで、プロセス整備が追い付かず、開発管理は部内各開発担当者・各ベンダに依存し統一性なく属人的なものとなっていた。また、リリース判定においても開発管理情報の相違から報告内容にバラツキがあり、第三者による品質判定の客観性・統一性向上も解決すべき大きな課題であった。
そこで、部内のプロセス改善チームにて、開発管理報告及びリリース判定時のソフトウェア品質報告の統一様式を作成し、全開発現場に導入した。また、開発現場に密着した人的支援、独自に構築したツールによる支援、現場の意見を取り入れた様式の継続的な改善等により、統一様式による客観的で定量的な指標を用いた開発管理が定着した。
これらの活動の結果、開発管理の精度が向上し、進捗遅延の減少・ソフトウェア品質の向上等の一定の成果を上げることが出来た。また、リリース判定様式の統一により、全プロジェクトを横並び・時系列で品質判定可能となり、客観的な品質判定プロセスを実現した。
本発表では、開発現場への改善施策定着に配慮したプロセス改善活動の内容や工夫した点について紹介する。
本発表では、弊社移動機開発部における2013年以来の開発管理プロセスの改善活動について紹介する。
2013年当時、弊社スマートホン向けアプリケーション開発は早期リリース・マルチベンダ化が急速に進んだことで、プロセス整備が追い付かず、開発管理は部内各開発担当者・各ベンダに依存し統一性なく属人的なものとなっていた。また、リリース判定においても開発管理情報の相違から報告内容にバラツキがあり、第三者による品質判定の客観性・統一性向上も解決すべき大きな課題であった。
そこで、部内のプロセス改善チームにて、開発管理報告及びリリース判定時のソフトウェア品質報告の統一様式を作成し、全開発現場に導入した。また、開発現場に密着した人的支援、独自に構築したツールによる支援、現場の意見を取り入れた様式の継続的な改善等により、統一様式による客観的で定量的な指標を用いた開発管理が定着した。
これらの活動の結果、開発管理の精度が向上し、進捗遅延の減少・ソフトウェア品質の向上等の一定の成果を上げることが出来た。また、リリース判定様式の統一により、全プロジェクトを横並び・時系列で品質判定可能となり、客観的な品質判定プロセスを実現した。
本発表では、開発現場への改善施策定着に配慮したプロセス改善活動の内容や工夫した点について紹介する。