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SQuBOK分類 :
執筆者 :
原田 知拡(富士通㈱)
紹介文 :
近年ICT技術の急激な進歩によって、今まで独立していた機器はセンサーを通じてインターネット上に接続され、サービスの享受やデータの収集、分析によるサービスの向上が図られるようになった。
その結果、ICTを応用したシステム及びソフトウェア製品は、ますます多様化していく中で、ソフトウェア製品及び、それらを組合せて利用されるシステムに対して、どんな品質を誰がどのように責任をもって確保していくのかという課題に直面している。
今回、私たちの確保すべき品質は、ISO/IEC 25010で定義されている「利用時品質」、「製品品質」であり、これらの品質の確保に向けての仮説を以下のように立案する。
・利用時品質は、利用者の要件を抽出する要件設計の時点で「要件の妥当性検証」を行い、最終工程の「妥当性確認」におけるリスクが軽減しておくことで品質向上につながる
・製品品質は、システム全体に対する要素と事象を捉えれば、どんなシステムでも共通の考え方で、「検証」、および「妥当性確認」による品質確保ができる
本論文では、多様化するSystem&Softwareに対して、「利用時品質」と「製品品質」の品質特性に着目した我々の経験からの「システム検証技術」を考案した。
その「システム検証技術」の実践内容と、実践結果の分析として国際規格 SQuaREに基づくソフトウェア品質の測定評価手法であるRISEメトリクス、およびRISEベンチマークを用いた測定結果をもとに効果を説明する。
近年ICT技術の急激な進歩によって、今まで独立していた機器はセンサーを通じてインターネット上に接続され、サービスの享受やデータの収集、分析によるサービスの向上が図られるようになった。
その結果、ICTを応用したシステム及びソフトウェア製品は、ますます多様化していく中で、ソフトウェア製品及び、それらを組合せて利用されるシステムに対して、どんな品質を誰がどのように責任をもって確保していくのかという課題に直面している。
今回、私たちの確保すべき品質は、ISO/IEC 25010で定義されている「利用時品質」、「製品品質」であり、これらの品質の確保に向けての仮説を以下のように立案する。
・利用時品質は、利用者の要件を抽出する要件設計の時点で「要件の妥当性検証」を行い、最終工程の「妥当性確認」におけるリスクが軽減しておくことで品質向上につながる
・製品品質は、システム全体に対する要素と事象を捉えれば、どんなシステムでも共通の考え方で、「検証」、および「妥当性確認」による品質確保ができる
本論文では、多様化するSystem&Softwareに対して、「利用時品質」と「製品品質」の品質特性に着目した我々の経験からの「システム検証技術」を考案した。
その「システム検証技術」の実践内容と、実践結果の分析として国際規格 SQuaREに基づくソフトウェア品質の測定評価手法であるRISEメトリクス、およびRISEベンチマークを用いた測定結果をもとに効果を説明する。