第118回品質管理シンポジウム 参加へのお礼

2024.12.9

この度は、第118回シンポジウムにご参加をいただき、誠にありがとうございました。
今回も 集合とオンラインのハイブリッド形式での開催となりましたが、過去最多を更新する合計500名を超える参加者のもと、盛大に開催することができました。

前々回(第116回:2023年12月)のQCS参加者の総意で発出した「令和大磯宣言2023」では、これからの品質経営のキーコンセプト(顧客価値創造+組織能力の獲得・向上)実現のため3つのレベルのプロセスの創りこみを提言いたしましたが、今回は、「変化への対応」を大テーマとして、
  1. (1)予測可能な変化、確実に来る未来への対応
    例)少子高齢化の影響による労働人口減少、地球温暖化を防ぐべく
    カーボンニュートラル、少品種大量生産から多品種少量生産へ
  2. (2)予測することが難しい変化への対応
    例)新型コロナウイルス、戦争等の影響によるサプライチェーンの崩壊、
    大国間の対立による輸出規制
の2つに分け、「変化が読めない想定外の事態」も含めた変化とどう向き合い具体的なアクションを起こすにはどうすればいいかについて、8つの経営機能に分かれて、より踏み込んだ議論を行いました。

今後も「令和大磯宣言2023」の具現化と産業界への普及に努めながら、引き続き、「品質管理の山を高くする」という本シンポジウムの 理念を実現するため、皆様のご支援を賜りたくお願いを申し上げます。

これからの皆様の一層のご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
今後ともQCSをよろしくお願いいたします。
一般財団法人日本科学技術連盟
理事長  佐々木 眞一