第116回品質管理シンポジウム 参加へのお礼
2023.12.4
この度は、第116回シンポジウムにご参加をいただき、誠にありがとうございました。
今回も 集合とオンラインのハイブリッド形式での開催となりましたが、過去最多となる合計約450名の参加をいただき盛大に開催することができました。
2019年12月のQCSで参加者一同の総意で発出した「令和大磯宣言」を受けた、その後の日科技連での取り組みや、現状の議論の内容に加え、品質経営(顧客価値創造+組織能力の獲得・向上)に取り組んでいる企業での実践事例を通じて、今後の日本企業が生き残っていくための検討を行いました。
ここで重要なキーワードとなったのが、「プロセス」です。
プロセスには「顧客価値創造」を行うための手順という意味と、獲得した組織能力を発揮する場として意味があり、さらにこのプロセスは、「事業戦略策定のためのプロセス」、「事業を遂行するための機能間連携プロセス」、「具体的業務指示のためのプロセス」の3つのレベルから構成されます。
TQMの真髄は徹底したプロセス志向。これからのTQMが着眼すべきは、組織を挙げて、全員参加で、プロセスの階層を創り込んでいくことを、参加者一同の総意として「令和大磯宣言2023」を新たに発出しました。 「令和大磯宣言2023」の具現化と産業界への普及に努めながら、引き続き、「品質管理の山を高くする」という本シンポジウムの 理念を実現するため、皆様のご支援を賜りたくお願いを申し上げます。
これからの皆様の一層のご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
今後ともQCSをよろしくお願いいたします。
一般財団法人日本科学技術連盟
理事長 佐々木 眞一
理事長 佐々木 眞一
※2019年の「令和大磯宣言」はコチラよりご確認いただけます。