クオリティフォーラム 2020
企画セッション
第1日目
デジタルトランスフォーメーションによる新しい価値の創造
DXをバズワードにしないために必要な視点
consulting & more 代表
コニカミノルタ Business Innovation Center (BIC)流
顧客価値創造とは?
経済産業省における産業界への
デジタルトランスフォーメーションの推進
課長補佐(情報処理システム利用高度化担当)
3者とフロアによる総合討論(パネル)
経営戦略としての働き方改革の実践
経営戦略としての働き方改革
~新しい時代に向けて~
一方で、「コロナ前と同じでかまわない」「コロナ前に戻ることは致し方ない」と考えている企業が存在することも事実です。
そこで、本セッションでは、今一度、なぜ働き方を変えて生産性向上に挑戦することが必要なのか、日本社会に働き方改革が必要な理由を考えたうえでコロナ禍を経ての働き方改革ポイントの整理、明日から始める働き方改革の第一歩についてお話しいたします。
この機会にあらためて、働き方改革がなぜ必要なのか、生産性向上のカギはどこにあるのか、ご一緒に考えを深めてまいりましょう。
働き方改革を支える品質経営
ヤフーの働き方改革(2020)
それから4年が経過しました。この間弊社では、大型のM&Aを経験し、社長の交代もありました。
また昨今の新型コロナウイルスへの対応により、働き方改革も当初の目論見とは異なり、当時は想像できなかった形に変化しています。
本セッションでは、ヤフーの4年間を振り返りながら、ヤフーの取り組む働き方改革がどのように変化していったのか、経営戦略とのかかわりを中心にご紹介いたします。
3者とフロアによる総合討論(パネル)
TQMのコアツール「方針管理」の重要性を改めて考える
~日常管理とのすみわけも含む
-JAQ(Japan Association for Quality)協賛セッション-
方針管理とはどんなツールなのか
-その意義と難しさ-
しかし、その実践には様々な困難をともないます。なぜ、難しくなってしまうのでしょうか。本講演では、方針管理がどのようなツールなのかを解説した後に、その実践がなぜ難しいのかを述べたいと思います。また、演者の考える対応策と、本セッションの事例講演のポイントについても触れます。
キャタラーにおける方針管理の取り組み
~デミング賞挑戦と方針管理強化の軌跡~
ブリヂストンの方針管理とガバナンス体制
3者とフロアによる総合討論(パネル)
本セッションでは、元祖方針管理ともいえる(株)ブリヂストン様、近年デミング賞、デミング賞大賞を受賞された(株)キャタラー様に方針管理の実践事例をご紹介いただき、方針管理を実践する上で困難な点は何か、それを克服するためには何をすればよいかについて、パネル討論を通じて紐解いてみたいと思います。
第26回 品質機能展開シンポジウム
コーディネーター:渡辺 喜道 氏(山梨大学大学院)
品質機能展開(QFD)とは何か
本講演では、QFDという言葉を初めて聞く方々を対象に、QFDとは何かを平易に解説します。さらに、事例紹介を通じて製品開発におけるQFDの効用を皆さんと共有したいと考えます。QFDの理解により、他の事例発表を聞く際の参考となれば幸いです。
多次元思考のススメ
日本イノベーション融合学会 専務理事
日科技連QFDセミナー小委員会 委員
手法の活用による成果が大きければ大きいほど、、組織内に展開することにより、より大きな成果が求められるようになります。
しかし既存の組織にとっての新しい手法は、従来の仕事の方法を否定されかねないものであり、導入への道のりは平坦ではありません。
上手く導入できない要因はどこにあるのか、どのように展開すると賛同を得やすいのか、事例を交えて、考え方を解説します。
潜在ニーズ掘り起こしのためのQFD活用
“既存MFP事業と研究開発部門での取り組み紹介”
創造性と効率性を両立した技術開発プロセス構築の取り組み
~QFDとMBDの融合~
一方で、創造性との両立を狙った技術開発プロセスでは、QFDの中の機能展開と、二元表による機能分析の方法が非常に有効であると考え、これらと、MBDで活用するモデルを融合させることによって創造性と効率性を両立させる取り組みを行いました。今回、技術開発プロセスの概念と、それを自動車用エンジン部品の開発に適用した事例を紹介いたします。
第2日目
失敗から学ぶ成功への道 Ⅱ
~企業事例に学ぶ失敗学実践による未然防止~
失敗学 スピンオフ物語・・・どの会社でもハマる怖~いワナ・・・
①AGCグループにおける「失敗から学ぶ」取組み(その2)
~失敗のワナを語ろう~
昨年に続き、私たちの取組みの3つの特徴(失敗展示ホールを活用した「失敗学講座」の導入、階層別教育への「失敗学講座」の導入、幅広いジャンルの失敗に失敗学のフレームワークを適用)を紹介するとともに、本日は、これまでの学びの中で抽出された「失敗のワナ」を、恥ずかしながら幾つか紹介させていただきたいと思います。
一方的に紹介するのではなく、できるだけ皆さんと双方向で会話ができるような講演にしたいと思います。
②失敗学における情報発信
3者とフロアによる総合討論(パネル)
グローバルでの競争優位を目指すものづくり革新
グローバルでの競争優位を目指すものづくり革新
~ダイキン工業におけるものづくり力の強化のグローバル展開について~
マツダのモノ造り
~モノ造りの志と挑戦~
1. マツダは、1920年の創立以来、「飽くなき挑戦」を続ける自動車メーカーです。
2020年に100周年の大きな節目を迎え、次の100年に向け、「人と共に創る」マツダの独自性を大切にし、中長期的な企業価値の向上に向けて取り組んでいます。
2. 2012年以降、独自の商品力(「SKYACTIV技術」や「魂動デザイン」)を全面的に採用した商品を導入し、「世界同一品質・同一生産性」を合言葉にグローバル全拠点の生産効率を高めるモノ造りを両立させる「モノ造り革新」に挑戦してきた。
3. スモールプレーヤーであるマツダらしく、グローバルで生き残っていく為のモノ造りの考え方と取り組みを紹介する。
Together with “MONOZUKURI”の加速へ
このNEC Wayを実現するために、NECプラットフォームズは、社会課題の解決を念頭に置き、その実現に不可欠となる幅広いICTプロダクトとシステムの提供を通じ、お客さまと共に新たな価値創造に取り組んでおります。
こうした社会価値創造を実現するため、我々は、TQMを事業の基盤とし、顧客価値軸・現場革新軸・デジタル軸の三軸で組織能力を向上させ、協調と共創を実現する「グローバル One Factory」に向けた行動を加速させています。
講演では、デジタルマインドでの継続的なカイゼン、エンドユーザー価値の創造、お客様に感動していただける情熱とプロセスの共有の取り組みなど、当社の変革事例をご紹介致します。
3者とフロアによる総合討論(パネル)
(ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会)
大変革時代に勝負を分ける人財育成の重要性
「出る杭人財の育成」
イノベーター「出る杭」の本質思考 ―GAFAを超える発想法―
「本質とは何か?」
そう問われて答えに詰まらない人は、まずいません。
「本質とは何か」は、古代ギリシア時代から続く謎。
世の中は、本質が分かっていないのです。
しかし、その中で、本質に迫れる企業があります。
GAFAです。
彼らは、本質に迫れるがゆえに、奇跡的な成長を遂げています。
それは、表層的な何かで説明できるレベルではありません。
では、GAFAは本質に迫り切れているのでしょうか?
いいえ。
彼らも「本質とは何か」を問われれば、答えに詰まるはずです。
「本質とは何か」が分からなければ、本質に迫り切れているとは言えません。
GAFAは、世の中に比べれば本質に迫れているだけ。
ならば、「本質とは何か」が分かれば、GAFAを超えることができる。
実は、GAFA同様に奇跡的の成長を遂げたかつてのソニーでは、本質に迫れる人財を「出る杭」と呼び、大事にしていました。
そのソニーでもひときわ「出る杭」だった「出る杭コンサル」横田宏信が語る本質論。
必聴です。
トヨタ自動車九州における機械学習の人財育成
~TQMの推進と組織能力の向上~
今フォーラムにて、機械学習を中心に、上記の4つの観点、人財育成の考え方や効果的・体系的に取り組む為の工夫点などについて紹介いたします。
旭化成グループの品質保証人財育成
2016年度から、新たな人財育成活動をスタートさせました。「品質保証フォーラム」は、毎回40名程度の本社集合教育で、6回/半年、半日/回、で、品質管理学会を代表する先生方を講師としてお招きし、5回までは前半は講義、後半はその講義をもとに、自分たちは実践できているかをグループ討議します。最終回は全体を総括して、経営陣を前に品質保証強化の提案を発表しています。
受講者は、若手~中堅クラスで、品質保証、品質管理を担当する社員ばかりでなく、研究開発、営業等も対象にしています。品質保証人財ネットワーク構築に加え、グループ内異業種交流にもなっています。
3者とフロアによる総合討論(パネル)
- 1)自社のビジネスの本質は何か、それを社会でどう生かすか、全社を本質に沿って動かせる人財とは
- 2)自社の長期ビジョンに向かって、全社を動かす人財をどう育成し、全社を動かしていくか
- 3)様々な事業体が混在する企業において、全社に品質保証の横ぐしを通すことを、人財育成を通じてどう実現していくか
トップが語る、我が社の品質経営
シロキ工業における品質経営の取組み
~新生シロキビジョンの達成を目指したTQM活動の推進~
その成果として経営統合に伴う諸問題を解決し、収益をV字回復させることが出来ました。更に中期経営目標の達成を見通せるようになり、2019年度デミング賞を受賞出来ました。これらの取組みを通して得られた仕事の進め方、社員の意識変革や苦労したことについてご紹介させていただきます。
デミング賞受賞に向けた挑戦
2013年には、「お客様との接点である製品」の絶対的な品質を確保するため、『TQM活動』を本格的にスタートしました。その結果、市場クレームの減少、生産平準化による業務負荷の改善、製造原価低減の目標達成等の成果を上げることができました。
世界最高水準の品質を誇る企業を目指し、“ライバルは昨日のKOBASHI”を合言葉に、日々挑戦を続ける当社の取り組みについて紹介いたします。
ジヤトコにおける品質経営の推進
その基盤として、目指すべき姿を明確化するために、社員共通の価値観であるJATCO WAY(T-E-A-M*)が定められている。さらに、JEPSイノベーションを推進し、「限りないお客さまへの同期」と「限りない課題の顕在化と改革」を追求している。